iPodではないけれど
この間購入したRWCというメーカーのメモリーオーディオプレーヤーで実際にダイレクトエンコードを試してみた。MP3のビットレートは (96,112,128,160,192,224)Kbpsから選択可能で、MP3のサンプリングレートは(32000,44100,48000)Hzから選択が出来る。ちなみにWAV(音声を圧縮して記録しない方式)ではビットレート は、ステレオを選択した場合(64Kbps)、モノラルを選択した場合(32Kbps)サンプリングレートは(8000,11025,16000,22050,32000)Hzから選択が出来る。WAVの場合は圧縮記録で無いため、メモリーの消費量が多いこと(MP3の約10倍)を考えてか、ビットレート、サンプリングレートが低く、どちらかというと音楽録音向きでないので、MP3で、ビットレートを比較的高い、160Kbpsサンプリングレートを44100HZでエンコードして、同じ音楽をCDから同じビットレート、サンプリングレートでMP3にエンコードしたものと比較してみた。ちょっと高域が強調されるような気がした。だからCDからダイレクトの時よりも全体的に曲が元気な聞こえ方をしている気がした。これはこの機械のADコンバーターの性能というか、特徴なのかもしれない。あとは過大入力に対するリミッターやオートマチックゲインコントロール機能が付いていないし、入力レベルの操作も出来ないので、送り出し側のレベルを大きすぎないように注意しておくことが必要です。まあ、でも価格の割には十分MDレコーダーの代りにはなってくれそうなので安心。