一歩。

先日、これからの仕事について所長に連絡を取ってみた。
「お話したいことがあるので、お時間頂けますか？出来れば営業さんがいない時が有り難いんですが・・・」


すると所長はすんなり
「じゃ、今日そっちの事務所に行くよ。どうせならランチを摂りながら話しようか」



って事で、待ち合わせは行きつけの割烹料理屋さん。安いし美味しい。
もちろん所長がご馳走してくれるので



どう話していいのかわからずに、おもむろに切り出しました。
「実は１０月に第３子が生まれる事になりまして・・・・。それでですね・・・・」

私としては産前産後の休暇を取得後、育児休暇を半年間取り、復職したいという希望がある。
今まで派遣として長い間色々な会社で働いてきたが、ここの会社が一番居心地がいい。
もちろん仕事内容には若干の物足りなさを感じるが、それ以上に周りの人が本当にいい人ばかり

毎回長期で働くと｢正社員になりませんか」という有り難いお話を頂く。
が、私としては会社の方針や仕事内容等納得できない部分があったりすると、やはり受け入れられない。正社員になるという事は、派遣とは違って契約の期間がない。その中で不満に思っていても受け入れなければならない。だからこそ慎重に選びたい。

派遣といえども手を抜いて仕事はしない。それが私の派遣として働くモットーである。
与えられた仕事だけこなすのは誰でもできる。
それ以上に正社員の邪魔をせず、プラスして働くのが私のスタイルだ。

そんなんで正社員になりたいという希望があってもなかなかなれないでいた。
でもこの会社だけは違った。
この会社なら「ばーさん」になるまで働きたいと思った。



所長に私の意向を伝えた。
すると、確かに育休を経て戻ってきて貰えれば助かるが、その間に雇った代わりの派遣さんが更新を希望し、会社側としても大きな問題等がなければ雇用しなければならないという。
そして、会社側から「この人にしてください」というスタッフの指定も出来ないという。
なので、その点は派遣会社の担当者に「○ヶ月の期間限定スタッフ」を用意（ごめんなさい。あまり適切な言葉ではありません・・・）してもらわないといけないという。
果たしてその数ヶ月間だけ働いてもいいという人が現れるかどうか・・・。
そんな結果になった。

そして一番重要な問題が････。
私が復職できる頃、この事務所が存在しているかどうか
という恐ろしい話も。
会社は大きく分けて２つに部類される。
一つは機械等を新設する部署。もう一つが修理や点検等のメンテナンス部門。
私はメンテナンス部門に属している。
このメンテナンス部門は黒字ではあるが、新設部門が大赤字であるが故、会社全体としては良くない状況なのだ。
その為、人員の少ない部署を閉鎖したり、売り上げが伸びない部署も閉鎖するという。


果たして私のこの先の産休・育休は確保できるのでしょうか･･･。
それともまた無職に戻るのでしょうか･･･。


とりあえず、産前産後休暇（つまりは出産手当金の確保が目的）を取得する為に９月３日まではがっちり働きたいという予定。
それは担当者さんをうまく言いくるめなければ