一歩。

恐れていた事になりました。
元ダンナより２０時に電話があった。

「来月の子供の誕生日なんだけど、いつ会いに行ったらいい？」



２月から全くの音信不通だったのに、今更何の用なんだろうか。
その事を聞くと、
「いや、誕生日までは控えてもらいたい」
って言うから、電話するのも会いに行くのも控えていたんだけど・・・
という返事。

私が言ったのはそういう意味じゃない
夏のにょきちの誕生日を目途に、来るのを控えて欲しいって言ったんだけど？？
どうしていつも人の話をちゃんと聞かないで勝手に解釈するわけ？

「どうかな」
という質問に、私は「にょきちに聞かないとわからない」と答えた。
私の意向で返事をするならば、間違いなく「Ｎｏ」である。
にょきちの意見を聞くから、返事は明日まで待って欲しいと電話を切った。



にょきちに聞くと
「おとんに会いたい。」
・・・・・やっぱりね。
どんな状況にあっても、それは本当の親子だから
こればっかりは仕方ない・・・・。
だけどちょっと切なくなる私がいた。
しかしにょきちはこう付け加えた。
「でもね、おとんに会うのは年に一回か二回位で十分だよ。毎月会わなくても平気」


それは私を気遣っての意見なんだろうか････





今夜元ダンナからまた電話が入る。
電話で話すのさえも嫌だ。不安で押しつぶされそうになる。怖い。
元ダンナの声を聞くだけで、一気に震えがくる。
にょきちは７月の第一日曜が希望だという。
給料日後だから、きっとプレゼントも買ってくれるだろう。
普段はマックやコンビニの食事だけど、きっともっといいものを食べさせてくれるだろう。
そう思う私は甘いかな・・・・




毎月一回会っていた頃の子供達との夜の食事は、「マック」かファミレスの「まるまつ」が定番。
昼食はコンビニのおにぎりやパンがメインだという。
オナカを壊しているたろう嬢にラーメンを食べさせたり、フライドポテト等を「安いから」と食事にさせる事に激怒した事もある。
「ここがいい」
と希望すると
「高いからダメ」
食事場所の値段を考慮し、却下するらしい。
たかだか月に一回しか会えないのに、違うファミレスを選んだだけで却下って何なのよ？
ケチとかそういう次元の問題じゃないでしょうよ？？？



どうせなら、常陸牛のＡ４とかＡ５クラスしか出さないという敷居の高そうなお店でも予約してやろうか！
回らないお寿司屋さんでも予約してやろうか！
しゃぶしゃぶのお店で一番高いものを予約してやろうか



にょきちの誕生日。
プレゼントも今まで一つとして買ってくれたことのない元ダンナ。
そんな彼はまたプレゼントも値切るだろう。





あーーーー。
そんな事よりものすごく不安だ。
怖い。
電話出たくないよ～～～




だけど、今回がこの再婚の報告をするチャンスでもあると思う。
相手がどうでてくるか・・・。
もしかしたら、逆上して刺されるかもしれない････。
だってそういう人なんだもん・・・・