心も体も健康家族

駆け込み本屋（１）　清水　克衛　著

２００９年４月２５日　サンガ　発行

繁盛書店に学ぶ「義理と人情」からの問題解決

解決には問題が必要です。

考え方を変えると世界が変わる。

口コミで全国に広まった

悩みを抱えてお客さんがやってくる本屋

店長から学んだ

問題を解決する方法

アナログな時代がやってまいりました。

目先の損得を考えない。困っている人を助ける。

縁を大事にする。会社に尽くす。「情」を大切にする。

感謝する。でもみんなといっしょじゃなくていい。

「自分を捨てて自分を育てる」

ずっと変わらない大切な生き方

「普通」の呪縛から自由になる

日本で自殺者が一向に減らないのも、普通という価値観を手放せないからだと私は思います。そろそろ、あなたも、この「普通」の呪縛から自由になって、常識はずれに人生を明るく楽しく生きてみませんか？

この本を最後までお読みいただくと、普通じゃないウイルスがあなたの今までの考え方に潜入してしまって、もう元には戻れなくなってしまうかもしれません。それでもよろしければ、ずずずいっと、先へお進みくださいまし。好奇心旺盛なあなたに、乾杯！

１　仕事のはなし

会社を辞めたい。

辞めてもいいが、「この世の仕組みは持ちつ持たれつ」。それだけはわかっておこう。この世にいる限り、相手が尊敬できる上司であろうとあかろうと、人のフォローをするのがこの世の仕組みなんです。それだけはわかっておいてほしいですね。

もっとすぐに効く「成功法則」の本を知りたい。

今の状態は「ゆでガエル」。依存心を捨てて、自分から渦を起こそう。今は「好きなことをやれば簡単にうまくいく」って書いてあるような本がよく売れています。そういうものを読めば一時的にはやる気になるかもしれません。ですが長続きしない。

自分が渦の中心になったようなつもりで、「世の中を明るくする、何か面白いこと」を目の前の人に仕掛けていくんです。そういう小さなことがうまくいきだすと、頭の回路は放っておいても、どんどん明るくなっていきます。「成功法則」っていうのは、頭の回路が明るい人にとっては、本当に有効なものですよ。

ゆでガエルの法則

「２匹のカエルを用意し、一方は熱湯に入れ、もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。すると、前者は直ちに飛び跳ね脱出・生存するのに対し、後者は水温の上昇を知覚できずに死亡する」という物語。

独立するか会社に残るか、夢と現実で迷っている。

どっちを選んでも、最後はうまくいくと考える。サラリーマンの道を選んだ場合、雇われて満足してしまうと、脳が進化しにくくなるってことだけは忘れずにいてほしいです。今の時代は、サラリーマンをしていても、決して安泰じゃないですからね。その点、独立した人は逆に安心です。何しろ、次から次へと新しい問題が起こりますから進化せざるを得ません。どりらにしても「厳しい道を行く人は幸い」です。たくさんの「ピンチはチャンス」をものにして、どんどん大きくなってください。

店の経営が危ない。

あなたの頭の中にビッグバンを起こす方法がある。不安や恐れに焦点を当てるのではなく、何かをきっと方法があると信じて考え、実践していく、そうすれば必ず抜け道はありますからね。ほんのちょっとの工夫で、売り上げはグンと増えたり減ったりします。だから、思い切ってやることですよ。「もうこれ以上は表現できない」というくらい、アイデア出しの限界に挑戦し、やり続けるんです。すると、自分も店の売り上げもグングン伸びますよ！

サービスが多少悪くなっても、個性で勝負してみよう！

ありきたりなサービスより、自分らしさを追及すること。そして、ご近所の結束、御縁がある人との結束を固めること。サービスより愛、サービスより個性です。もっと個性を出せばいいんですよ。「芸を磨き、個性を磨き、人情を磨き、明るい心を磨いていく」そこに特化して考え抜いたことを、思い切りやってみてください。

転職はどうやってみつければいいのか。

最初は何でも「滅私奉公」。下積みを楽しめば好きなことが見えてくる。自分が「こうしたい」「ああしたい」と言い出す前に、まず、関わっていることに、もっと一生懸命打ち込んでみてください。最初は何でも「滅私奉公」のつもりでやってみること。そのうちに下積み経験が芽を出し、周囲にも認められるようになってきて、そのとき初めて本物の「これが好き」という情熱も生まれてきます。

リストラされてしまいました。

「わるいことばかりは続かない」と思えば、そのピンチはチャンスになる。

簡単にリストラするなんて会社は最低です。だから一切自分を責めなくていい。痛みを知るって、素晴らしい体験だと思います。人の痛みがわかると、人間は強くやさしくなれる。人間なら誰だってそういう思いをしたことがあるし、輝いている人ほど、そういうつらい体験を乗り越えてきた人なんです。

つらいことがあったときこそ、それを見につけるチャンス。ここでぐっと強い気持ちを持って、「ピンチはチャンス」と思えるようになると、その後の人生は、ずっと明るい日差しの降り注ぐ道になります。

店長のとっておきのオススメ本「仕事の悩みにズバリの２冊！」

「１０人の法則」感謝と恩返しの少しの勇気　西田　文郎　著　現代書林　発行

「観音力」　玄有　宗久　著　ＰＨＰ研究所　発行

「洗脳から自由になろう」

外に安易な方法を求め続けていると、そのループからなかなか抜け出せなくなり、やがて人と自分を比べては落ち込んでいくようになります。そんな人は、外からの刺激（本や、セミナー通いなど）を絶ってみるといいですよ。そんとき、あなたは「ゼロ」に戻るでしょう。怖いかもしれません。不安かもしれません。自分には何もないということに気づいて、愕然とするかもしれまえせん。だけど、「ゼロから１を生み出す」ことに向き合えた人には、「誰かの１に乗っかろう」とした人には見つけられなかったものに出会うことができます。それは「個性」との出会い。人が孤独になって、内側に向き合う瞬間って、大事な「個性」の発露なんです。

つながっているすべての人にありがとうございます！