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駆け込み本屋(5) 清水 克衛 著 2009年4月25日 サンガ 発行
繁盛書店に学ぶ「義理と人情」からの問題解決
読書のチカラ
生きる上で、仕事をするうえで、大切なことは何だと思いますか? あまり何が大切かとかごちゃごちゃ考えないで、生きることも仕事も楽しんでがんばればいいんですよ。
人生の主人公は誰かを教えてくれる清水節 喜多川 泰 本の力とは、人生の主人公は自分だということを思い出させてくれる力である。そういった意味で言うと、清水さんは無意識のうちに日々、本のような役割をしようとされているのかも知れない。なぜなら清水さんが、人と会って話をするときにされていることは、まさに同じことだからだ。つまり、人生の主役は君なんだよということを相手に伝えようとしているのである。
とにかく、清水さんは、自分の人生の主役は自分であるという生き方をしている人に無駄に説教する人ではない。そういう人に対しては、無駄に話をせずに、その人の生き方を尊重する。相手の幸せを心から望み、ただ、優しく微笑んで見守っているだけである。
ところがひとたち、人生の主人公が自分であることを忘れている人を見ると、その話に熱が帯びてくる。脚本も監督も演出も自分。主人公も自分。すべて自分の好きなように人生をつくっていっていいのに、どうしてそんなつまらない人生を生きようとするんだ!そう言っているようである。その想いは、自信をなくして弱くなっている人や、人生に迷い、立ち止まっている人にのみ向けられるのものではない。自分以外の誰かを主人公にしようとしている人なら「そうじゃないんだよ」と語りかける。
清水さんが一貫して伝えているのはこのことなのだろう。 「君の人生の主人公は誰でもない。君なんだよ!」
この本を読んだみなさんに僕から一つお願いがある。「本を読んで、自分の人生の主人公が自分だとわかったら、もう一度、自分を主人公にした、最高の人生のシナリオを描き直してみましょうや。そして、今度は、自分が誰かにしてあげることで埋めていくんですぜ。もらうことばかり考えるのをやめて、自分があげることができるものを考え始めたとき、他の誰にもできない、自分だけの生き方が見えてくるんだから」清水さんがあらゆる活動を通じて伝えたいことはそういうことなのだろう。
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最終更新日
2009年05月24日 14時19分00秒
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