簓無案サイト

わたしにはフィギュア属性は無いと思っています。実際、今の所集めた事はありません。
ただ、出来の良い人形類は観ていて楽しく、たまたまにでも手に入れる事が出来たならば、それなりに目に入る所に置いていたりはします。

たとえば、飲料のおまけとしてのボトルキャップのうち、左写真前列左よりお二人目の方のそれは、台所で常に目にできる所に鎮座願っております。
また、インターフォンの上には、劉備玄徳やルパン三世などなど。
さらに、ＴＶの上には、一本角の子鬼を肩にしたビキニ姿の電撃女鬼さまや、指輪の持ち主の旅の仲間の灰色のお方と足速のお方とかも。不安定なので良く倒れています。というか、もう倒れっぱなしにしてたりします。だって、倒れるんだもん。

かように、わたしにはフィギュア属性はありません。あってもたいしたほどではありません。無きに等しいのです。等しいんですってば。

が、その無きに等しい属性を、何故か刺激している方がおられるのです。

其の写真をあちらこちらで目にしました。丁寧に写されたものもあり、質感まで届いて来そうです。
わたしにはフィギュア属性はありません。したがって、くわしくはありません。
せいぜいお店で見掛けたら、良く出来ているなぁと、ぼーーーーっと眺めるくらいです。その良く出来ている具合の判断も、具体的には出来ません。（ここで、どんなお店に？と聞いてはいけませぬ）

しかし、ほしい　と、思う事はあります。あまりにも出来の良い（とわたしが感じた）ものは、なんであれ、いいな、欲しいな、と思うことくらいはあるのです。
たとえば、ベルセルクとか。ガンダムとか。

確かにありますし、ありました。が、今回程、欲しいと言う気持ちがふつふつとわいて来る事はありませんでした。

これは、現在進行形でそのフィギュアが関係する作品にぞっこんになっている事が第一の要因だと思います。つまり、現在進行形の、例えて言うならば「恋愛（熱病）」の対象だからだとも言えるでしょう。

さらに、わたしの目での判断のみならず、あちこちの其の手の趣味のある方の間でも相当に評判が高いものだ、ということもあります。
これは俗っぽく聞こえるかもしれませんが、それなりに専門的な方が良いと言っているモノは、やはりそれなりの質を保持するものであり、心休まるという事です。


これは、良い物だ。作り手である会社の評判も、フィギュアそのものの評判も高い。
いやいや、そんなことより、見れば、良い物だとわたし自身が感じる。


オタクだなんだと良く聞きます。しかし、そんな謂いがなんだというのでしょうか。
古来の人形師に言わせれば、ただの新しい大量生産の工業品でしかないのかもしれません。
しかし、そこに魅力はあります。事実、惹かれます。大量生産とはいえ、これほどの魅力を示すのであれば、それはそれ自体にそれだけの価値があり、ならば価値を感じる者にとっては素敵なモノなのです。

わたしの感覚からすれば、
高校一（二）年生ってもっとずんどーじゃなかろうか、
頭身が違うんじゃなかろうか、
目をもちっと小さくしていただけたら更に好みなんだけど、
めがねはどーした（いや、どーしたと言われましても・・・）云々カンヌンさのよいよい（以下自粛）

えー・・・よーするに・・・欲しいよ、どーしましょ、と、いうことなのです。うん。

早い話、惚れたんだろうが。と、思われても致し方ありません。えー年こいて、何やってんだと言われても、其の通りですとしか言えません。はい。

だってしょうがないじゃないですか、熱病にかかってしまったのですから。
情熱は理屈を無視するものなのです。だからこそ、人の世は続くのです。うん。（だからこそ滅び　ry）

と、いうことにしてください・・・・・・・・・
いつか、この熱も冷める事があるのでしょう。
しかし今はその時ではありません。かのアラゴルンが最後の戦いに挑む際、朗々と語った如く。

ならば熱のままに流されるも　また　一興なり。

　（財布と場所が許せばね・・・）