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カテゴリ:韓国!
冬のソナタ・・・って、もう日本じゃタイムリーな話題じゃなくなっているかもしれないけど、本場・韓国じゃ、日本で爆発的な人気が出た事から、また再放送されて人気を呼んでいるらしいね・・・。
日本で冬ソナファンっていうと、お年を召して、「更年期もとっくに終わっちゃったわ~!」っていうようなマダムを思い浮かべちゃうけど、でも、先入観とか取り除いてドラマを見てみると、これが、結構面白いのよ! 特に、昨年の暮れにNHK-BSで放映していた韓国語版の方が、役者さんの声もそのままで面白かったね・・・。 それに、すごく興味深かったのが、高校生時代の最初の2話かな? 男子高校生の詰襟の服も、女子の制服も日本とほとんど変わらないし、学校の校章なんかつけてるトコとかも、授業が終わった後、先生に礼をして終わるトコなんかも日本と一緒だ~!っていうか、あまりにも違和感のない風景に、日本語版で見てた時なんて、これが韓国のドラマだってことを忘れちゃうとこだったよ・・・。 多分ね・・・これ、戦前の日韓併合時代の名残だろうね・・・。 でも、決して、日本は植民地支配していたわけじゃないのよ!(この辺が誤解されやすいんだけどね・・・)あくまでも日韓併合!・・・これは、明治時代、あの初代総理大臣の伊藤博文が「韓国が自立できるような国力を蓄えられるようになるまで、日本と合併して、教育・ライフラインを日本と同様に整えて、援助していこう。」という名目で日本の教育者や技術者をどんどん韓国に送り込んで行ったらしいね・・・。(でも、その真意が伝わらなかったのか、伊藤博文は安重根っていう運動家に暗殺されちゃったけどね・・・) それで、未だに、韓国の学校でも「起立・礼・着席」の号令も残っているみたいだし・・・冬のソナタに見るように、日韓併合時代の名残が至る所に残されているという訳なんだろうね・・・。 教育事情だけでなく、言葉にも日本語との共通点が見出せるんだね・・・。 例えば、高校生時代のチュンサン(ぺ・ヨンジュンが演じた人)が、アメリカに発つためにタクシーに乗っていた時、ユジン(チェ・ジウ)に借りた手袋を見て・・・いきなり「約束があるんだ!」と言って、タクシーを降りて行っちゃうシーンがあったんだけど、 この「約束があるんだ!」というのは、韓国語で「ヤクソギ イッソヨ」って言うんだね・・・。 厳密に言うと「ヤクソク イ イッソヨ」で、「ク」と「イ」がリエゾンされてヤクソギになっちゃうんだけど、要するに、ヤクソクは日本語と同じ約束から来ているものなんだね・・・。 他にも、都市・市民など全く同じ発音で同じ意味のものから、写真(サジン)、主婦(チュブ)とか、同じ漢字から来ている単語もあったりして、結構、面白かったりするんだよね。 多分、都市だの写真だのって言葉は新しいものだと思うから、これも日韓併合時代の名残かな・・・って思うんだけど、「約束」はどうかなぁ・・・?かなり古い言葉だったりする場合、逆に韓国から日本に入ってきた言葉ってこともありえるからね・・・。 日本に最初に文字が伝えられたのは、4世紀から5世紀にかけてのこと・・・。百済(現在の韓国南部)の王仁(ワニ)博士によって漢字や儒教が伝えられたそうだ・・・。漢字や儒教は中国のものだけど、中国から直接伝わったものではないんだね・・・。 その頃から、日本には、百済系の渡来人が多く移り住むようになって、大和(飛鳥地方)を中心に活躍していた東の漢氏(やまとのあやし)や、河内(大阪東部)に勢力を持っていた西の史氏(かわちのふみし)などに代表される豪族が登場して、その後、6世紀後半の聖徳太子の時代には、天皇家にも恐れられていた蘇我氏のような大豪族までも生み出すようになったんだ・・・。 そんな感じだから・・・日本という国の文化や言葉の中に、如何に韓国からのものが入り込んでいるか・・・それはもう、数え切れないものがあると思うよ・・・。 例えば、日本最古の木造建築で世界遺産の法隆寺にある、国宝の百済観音もそうだし・・・河内地方(藤井寺市)にある辛国(からくに)神社なんていうのもそうだろうね・・・。 また、「奈良」という都市の「ナラ」は、韓国語で「国」を表す言葉だというね・・・。(今でも、韓国の人は「ウリナラ」という言葉を良く使うけど、これは、「ウリ」=「私達」「ナラ」=「国」・・・「私達の国」という意識を常にもつ愛国心の表れなんだろうね・・・。) これらのことを振り返ってみても、日本語と韓国語に共通の言葉が多いっていうのも、考えてみれば、不思議じゃないよね・・・。 今、「冬のソナタ」のお陰で、日本と韓国の距離がグンと縮まってきたけど、これも、ただ単に、飛鳥時代以前の日本と韓国の本来の関係に戻りつつあるってことなのかもしれないね・・・。 人気blogランキング 参考資料:「日本古代史と朝鮮」 金達寿(キム・タルス) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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