LOSO
ローソーに感銘を受けたのはこのアルバム『ポックデーン』(The red album)以前からローソーは知っていたが、然程感銘を受ける事がなかった。アルバムを聴いて、いい曲だなと思うものの、日本や欧米に星の数ほどこういったロックバンドは存在するし、何も驚きも感じなかった。CD店へ行き、店員にオススメのCDを訊くと、LOSOをススメられた事が何度かあった。タイの国民的人気のバンドと云われる程有名なバンドだが、其れにしては一寸弱い感じがした。『ポックデーン』(The red album)は以前のアルバムに比べ、力強さを感じた。1曲目の「Pantip」で行き成り心を鷲づかみにされた。ロックナンバーからポップな曲、バラードなど色々な曲が収められている。ギターボーカルのセックを中心に結成されたロックバンドLOSOバンド名は上流社会を表すhigh society「hi-so」の対義語として「LOSO」と名付けられた。メンバー;セック(Sek) Seksan Sukpimay(1974年8月7日生)ヤイ(Yai)Kittisak Khotkam (1973年1月22日生)ラット(Rath)Apirath Sukkhajitr (1967年9月20日生)セックはナコーンラチャシーマーで生まれる。12歳の時にバンコクへ出て親戚の宝石店やエアコンの工場などで働く。節倹し安価のギターを購入し、17歳の時に本格的にバンド活動を始め、タイのロック、ポップス、ニルヴァーナ、ストーンズ、ジミ・ヘンドリックスなどのカバー曲を演奏する。後、セックは2,3年の間に10曲を作詞作曲しドラムのヤイとベースのラットと共に一夜で録音し、デモテープを作った。そのテープをAsanee-WasanのAsanee Chotikul に送った。それがきっかけで、1996年にファーストアルバムとして『Lo Society』がリリースされた。以後、2001年までに8枚のアルバムをリリース。全てのアルバムが大ヒットし国民的バンドとなった。2001年のアルバムリリース以降、メンバー其々のソロ活動に入った。KittisakとApirathは新しいバンドFahrenheitを編成。2003年にセックは Sek Losoとしてソロデビューアルバムをリリース。2004年には国民的スターbird(トンチャイ・メックイーンタイ)と組みアルバムをリリースした。其の後、セックはロンドンに渡り、ESOLスクールで6ヶ月間集中的に英語を学ぶ。英語で歌を書き始め、ドラマーに Eric Lavansch (Eric Loso) 、ベーシストに Anthony Wilson (“Eddie Loso”) を迎え“新生ローソー”の活動を開始した。DiscographyLoso1996年 Lo Society 1996年 Lo Society Bonus Tracks 1997年 Redbike Story (movie soundtrack) 1998年 Entertainment 1999年 Best of Loso 2000年 Rock & Roll 2001年 Losoland 2001年 The Red Album 2001年 Best of Loso (Karaoke VCD) 2001年 Loso Concert For Friends (VCD ) Sek Loso2003年 7 August 2004年 Bird Sek with Bird McIntyre 2004年 Bird Sek Live Concert (VCD & DVD ) with Bird McIntyre Live performance at the Impact Arena, Bangkok with Bird McIntyre & Palmy 2005年 Tiger (A CD single, in English)