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カテゴリ:観戦記(BW,Bs関連)
先月27日、オリックスが25年ぶりのパリーグ優勝を決めてくれました!
裏マジック対象だったロッテが楽天に敗れ、オリックスの優勝が決定した瞬間、 私は涙が止まらなくなってしまいました。 その音に心配した、低学年の娘が、 びっくりして部屋に駆けつけてくれるくらい… 恥 --- その日はyoutubeでの胴上げ、また観戦仲間とのオンライン祝杯を挙げました。 ただ、嬉しいのですが、現地で胴上げに立ち会いたい、 という気持ちがあり、 私はオリックスの最終戦(2ランスクイズの仙台、その前の大阪3連戦)を 全てチケット確保していて、 優勝決定の可能性がなくなったことから観戦回避していました。 球場で立ち会えなかったのが残念だったので、 CSファイナルステージで雪辱したく、先週、京セラドームに行ってまいりました。 仕事+家庭の都合上、観戦できるのは金曜の第3戦、土曜の第4戦のみ。 --- 10/12、金曜日。 京セラドームを訪れるのは7年前、8裏T岡田の劇的逆転3ランで勝利した '14のCS1stステージ第2戦以来。 到着が試合開始に間に合わず、長堀鶴見緑地線のドーム前千代崎駅から 階段を速足で駆け上り、検温チェック、消毒等を済ませ2階席へ。 じっくりと集中しての野球観戦でした。 --- 試合の方は3表ロッテ先制、6裏オリックスが逆転、7表ロッテ追いつき8表に勝ち越し、 という息をのむ展開。 8裏の2死1,2塁のチャンスにラオウ杉本が三振に倒れ、 この回に代打ジョーンズ、代走切り札佐野、万全でない吉田正尚の代走に太田を起用、 9表守りから伏見が入り、残り野手は山足と頓宮。 1点ビハインドを追いつけば、CS勝利確定。 しかし9裏の攻撃は5番T岡田からですが、安達、そのあと守備固めで入った小田に回る、 でも持ち駒が…という状態。 ここから皆さまご存じですが、 ・T岡田が右安打 →代走山足 ・安達が1球目バント失敗後にヒッティング →左安打 で無死1,2塁。 →こうなったので、ネクストバッターに居た代打用の頓宮を下げ、 そのまま小田がバッターボックスへ。 オリックスは、定石では1アウト増えてでも、確実に走者を3塁に進めたい。 その手段としては、バントの可能性が高い。 ロッテは犠打を防ぐべく、「ブルドッグ」というんですね、 遊撃が三塁ベースカバー、三塁手一塁手は打者にチャージして、 バントされたら確実に三塁で封殺、あわよくば一塁併殺も狙う 必殺シフトを仕掛けてきました。 それを読み切っていた中島監督は小田にバスターで打たせ、 叩きつけた打球は一塁線を抜け、二塁走者が生還、同点で試合終了!!! そう、弱い時代からオリックスを応援してきた人たちは知ってるんです、 小田選手はなぜかサヨナラに絡むんです。 サヨナラ安打、あとサヨナラ犠飛。 そして打席に入っている時相手暴投を捕手がリカバーすべく投げた球が 正当に避けていた小田選手に当たって変なとこに転がり、サヨナラ勝利、ってのもありました。 その特殊能力が炸裂しました。 --- そして、このような場面、球場で見てる素人としては、 「一番送りバントが難しいケース」というのは理解していて、 無責任に「打たせたらええやん」なんて思っちゃうのですが、 ここで、今回のように本当に「打て」の指示を出せる指揮官は凄いです。 ・判断には、必ず責任が伴う。 ・奇策は失敗した場合の反動が大きい、翌日以降ロッテが勢いを取り戻す よほど肝が据わった勝負師じゃないと、この作戦は怖くて出せないです。 中嶋監督、本当に凄い方です。 --- セレモニー、胴上げを見ることができて、夢のような時間でした。 できれば、一緒に「バンザイ!」と叫びたかったですが、コロナですから。 コロナの中でこういう観戦が許される世情になっていることに感謝しないと。 20日からは、日本シリーズのヤクルト戦。 オリックスバファローズの前身や合流したチームである 阪急、オリックスブルーウェーブ、近鉄全てが日本シリーズで痛い目をあったチーム。 一番、因縁の深いチームと当たることができましたね! 26年前の'95と同じく、パリーグ球場からの試合開始。 どうやら、3試合目の東京Dで、念願の日本シリーズ初観戦ができそうです。 こんな時期まで楽しみが続いていることに感謝。 忘れられない年になりそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 14, 2021 10:40:37 PM
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