さつきの日記帳 Satsuki Uchida

「さつきちゃん」

と銀座で声をかけられ（お互い走っていますが・・）
なんと４年ぶりに音大時代の安達先輩に遭遇
大パニックです（笑）
そして、もちろん後輩の私は、安達先輩について行きました

さらに秀太郎くんが、一番きつくなる35キロの佃大橋手前で
待っていてくれたので、ほんとに心強かったです。
フルマラソン経験者だから、「頑張り所」がよくわかっているんでしょうか。
絶妙なポイントで待ち構えていてくれて、
本当に励まされました

「置いてってください、無理です。一回とまります」

と言って、お別れ。
先輩はやっぱり速かった！
さすがです。すごいスピードでした
でも、35キロ地点でそんな素敵な再会があって、
４キロくらい併走させてもらって、ほんとにラッキーでした。
安達先輩、ありがとうございました。
打ち上げやりましょうね

そして・・・そこからの3キロが辛かった・・・
登りだし、海風は強いし、足が前に出ない。
１回とまったら、もうダメでした。
歩いていたら、沿道の皆さんに

「まだいける！とまるな！歩け！」
「あと2キロ、絶対ゴールできる！」
「ゴールは必ずやってくるぞ！」

と延々励ましていただいたにも関わらず、本当に動かなくて・・

「エアーサロンパス、あるよ！」
「チョコ食べて頑張って！」

陸連のおじさんたちにもめっちゃ励ましてもらいました。
みなさん、ありがとうございました。

豊洲からビックサイトまでが、すっごく長かった！

秀太郎くんに電話で、
「もう走れない・・足、痛い、走るのやめたい」
と弱音を吐いちゃいました。

「オレ、残り1キロの看板のとこにいるからそこまで来い！」

まるで映画のようなかっこいいセリフに励まされ、
残り1キロのところまでとにかく歩こうと思って、
頑張れました
ほんと、応援の力って大きいんです。

きっと秀太郎くんがサポートしてくれなかったら、
完走できなかったと思います。

沿道のお客さんが応援してくれなかったら、
ゴールにたどり着かなかったと思います。

安達先輩と再会しなかったら、佃大橋の登りを越えることは
できなかったと思います。

妹や両親もネットで進捗を見守ってくれてて、
「そのペースで大丈夫！」と何度もメールくれました。

本当に、みなさんありがとうございました。

私は、結婚もしていないし、子供もいませんが、
いろんな人に励まされて生きているんだなーと心から思いました。
私の42.195キロは、感謝の旅路になりました。
改めて、FINISH後のさつきです。



最後に、秀太郎くんの幼なじみ、中村くんは5時間半でFINISH！
追い抜けず、悔しいですが、とっても素敵なご家族で、
めっちゃ癒されました

映画みたいな、愉快で楽しくて素敵なご家族なんです。
思い出すだけで、自然と笑顔になってしまうような。

中村家の皆様、是非また一緒に遊びたいです！

りこちゃん、こーだいくん、今度は二人で東京へ遊びにおいでね
（まゆみさんも、もちろんです）

いやーしかし。

すっぴんだけど久々にいい顔してます、私！

大会運営の皆様、ボランティアの皆様、
沿道で声援を送ってくださった皆様、
美味しいおにぎりをくれた浅草のお姉さん、
ありがとうございました！！！