CASA DE SATCH UMINO

神保町さくら通りの「納涼祭り」に寄ってきた。
おぅおぅ、あいっかわらずの盛り上がりぶり。
なんでってここの屋台の充実具合が、さすが！
さくら通りにある、いつも個人的にお世話になってる食べ物やさんは無論、東京會舘・如水会館あたりからも出張してきていろいろ出てくる。一丁目会・婦人部のお好み焼きも健在のよう。
（実は人だかりがすごくて・・・、一体何の屋台なのかわからないのも多いのだった）
なんで町会のお祭りに「ローストビーフ」の屋台が出るのか。そこが何か千代田区っぽいの。これもホテルレストランのシェフが仕込んできたのを切り分けてもらって、ほかでビール調達してウヒョー！んめえ！と路上でやるのね。
そういう希望を持った輩がわんさかいるから、でかいお肉の塊の前にはすごい行列。お肉ほしさに行列する。なかなか日本では見かけない光景だが。
ほかにも中華の「桃園」のやきそばとかマンダラのキーマ・カレー（に見えたが）なんぞが400円くらいで食べられるんだから混む訳よ。
ふだんちょっと（高い。けど旨い）などと思いながら食べてるメニュウを路上でガハハと食せるのだから痛快。
定番の出し物としては「岩波書店の茶そば」でしょうか。
あっという間に売り切れ。
もと「東洋キネマ」跡地には紅白の幕のステージが組まれ、
地域の人々による演目がいろいろと。
わたしが見たときは「てじな」をしていた。（え、マジックって言えって。そうねぇ。）
ラストを飾るのが「消防署のロックバンド演奏」だそうだが、どうもビール気分になれず見届けなかった。一体、どんなんだったんだろう気になる。
以前あった「ご町内・企業対抗ビール早飲み競争」はなくなったのねー。残念です。（そうそう、過去にわたしが見た限りでは「第一勧業銀行」の若手組がなかなか早かった。イチカンもみずほになっちゃったんだもんね）
「東洋キネマ」跡地は毎回何かに使われている。
どういうわけか「パターゴルフ」があった年もある。
まだアスファルトもひいていない空き地だった頃に、人工芝じゅうたんをどっかから調達してきてやってた。なんて高い地価のゴルフ場であろう。これに匹敵するのは「丸善」屋上のゴルフ場くらいかも（笑）
こどもたちは「集英社」「小学館」の屋台に集中。付録とかキャラもん並べてる。別の屋台では射的もあったし。
こうやって、ご町内も企業も料理のプロも婦人会もいっしょくたになって汗かいて「おまつり」をやってしまえるのってすごいなぁと毎年思う。（ちなみに、町会ができて50周年なんだそうだ。）神田だねぇ、やっぱり。
よく行っていたＳＦ＆ミステリ＆ペーパーバック専門の古書店のおじいちゃんは「ウチのマゴがこのおまつりを楽しみにしててねぇ・・毎年わざわざ遠くからくるんだよ」なんて言ってたし。大人もこどもも楽しみにしてるのよ。「やる方」はかなり大変かもしれないけど、狭い通り全体に活気バクハツしてるのが感じられる。あとのウチアゲのビールも旨かろう。
さいきんこのおまつりでわたしが楽しみにしてるのは、ここで売られる有機栽培の野菜なんだった。
去年買って、（いやおととしだったか）にんにくがやたらと良かったので今年も購入。ついでにピーマンも一袋。袋をもつだけで強い香りが鼻にくる。身もしっかりしてるし、何やってもおいしそう！ちんじゃおろーすーか肉詰め。そのままでもいいかも。
そんなわけで、千代田区から野菜と一緒の道中＠中央線。
高円寺を通ったら、今日から阿波踊り！
ここもここでまた盛り上がってる。
わけわからん「おまつり」パワーを目と耳から吸い込むだけにする。（昨日踊りすぎたのでした）

うーむ、各所で充電する日々。
８月はそれでいいのよ、わたし。