１１月の市民検診でも引っかかった乳がん検診、マンモでも疑問が残るといわれ、エコーも取りました。結果は大丈夫とのことでした。
最近どうも胸が張る。
しこりがあるようなないような。寝ると、こりこりしたのがある。
痛いし。
なので、主治医の先生に相談して、マンモを再び取りました。疑問が残るといわれ、そして再検査で昨日、阪大にてエコーを取りました。
その宣しえは乳腺専門の女医さんです。女性どおしなら安心で、何でもご相談できました。
「せんせい、ここが押すとどうも痛いんですね。これあばら骨でしょうか？」
どれどれ、エコーで先生が見ました。
「奥さん、これ乳腺ですね。奥さん、５人ほどお子さん生みましたか？」
「いいえ生んでないです。妊娠２回、出産も２回だけ。」
「それはすごいですね。立派な太い乳腺です。おっぱいは、たくさん出たでしょう？」
「はい、よく出ました。」
「この乳腺がたまたまアバラ骨の上にあるんですよ。だからしこりのように思うし、押すと痛いと思います。特に排卵期には痛いでしょう？」
なるほどぉ、、、、
「がんなら痛みは無いんです。このしこりを、前の先生は疑問を感じたのだとおもいます。でも油断はしないでください。来年も同じ時期に診察に来てくださいね。」
「乳腺炎ですか？」
「いいえ、ものすごく乳腺が太く発達してるので、長く太いんですね。乳腺炎でもありません。もしもがんなら、丸いしこりがあるんです。押しても痛くないし、何か液が出てきたり、変なにおいがする時もあります。早期発見が第一です。早期発見なら、何も心配することは無いのです。」
はあ～～気が抜けたの。
がんの再検査って言われてへこんでたし、落ち込んだのよ。
ほんとよかったわぁ。

それにしても、エコーで見たら、私の乳腺ってものすごい太い白い筋やったよ。
息子、飲んだもんなあ。
出るから飲むのか、飲むから出るのか。

長男は４歳半までおっぱいのんでました。
１歳になって離乳食食べても、２歳になって普通のご飯食べても、食後はおっぱい。寝るときもおっぱい。転んで泣いてはおっぱい。本読んだあともおっぱい。
１歳のころから、何度も段乳しようとしては失敗し、しまいに私は開き直って、２０歳になっておっぱい飲んでる奴はいない、ト、好きにせいと思ったのでした。

３歳と４ヶ月違う次男が生まれても、争うように飲んでました。
母の体とは実に不思議で、
赤ちゃんが、ぉぎゃって言うと、もう胸は張ってくるの。
生まれたての次男が飲むよりも、長男がＴシャツの下に頭をもぐりこませて飲むほうが、はるかに多かったように思うわ。
幼稚園行く前にごくごく。
幼稚園から帰ってきても、ママ～～って飲む。
抱っこするたびに飲んでたわ。
よく出たと思うわぁ。

その結果が、この乳腺の太さなのね。原因が分かってよかったわ。

家に帰ると子供たちは、遊びに行かず待ってくれてました。

「おかあちゃん、どないやったぁ？入院せえへんよねえ？」甘えてくるのは次男。
「ここ、痛いん？」
そうっとＴシャツの上からおっぱい触ります。
「大丈夫やったヨン。君たちを残してお母さんは死ねないヨン。デモね女性の体はデリケートやねん、女の子にはやさしくしてあげんといかんでえ。」
「うん、分かった、じゃあ、ちょっと行って来る！」
次男は、走って外へ。

その後残った長男はぶっきらぼうながら言いました。
「痛いか？」
「ほんまにだいじょうぶなん？」
［お母ちゃん、、、」
そうとひざに甘えてきました、もそもそっと胸に手を当てます。
その顔は２歳のときのまま。生まれたときからかわいかったよ～～。今もかわいいよ。頭なでても珍しくじっとしています。
「長生きしてな。」
ボソッと言いました。

うん、お母ちゃんはげんきやでえ。