となりの芝生 - ちょっと気になる暮らしのバロメーター

秋といえば、何を思い浮かべますか？

モニタープラザさんで見つけた新企画。
良くぞ聞いてくれました！
私の秋はきんもくせいで始まります。

今朝雨がやんだのを見計らって、きんもくせいをつみました。花の部分だけ１００グラムほど集めます。洗って乾かしたら、お茶のパックに入れて、果実酒用のホワイトリカー１，８リットルを加え、
氷砂糖は我が家は控えめの１５０グラム。
一ヵ月後、花を取り出し、呑めますよん。

毎年作るの。
きんもくせいのお酒は、親友のＭちゃんが好きで毎年楽しみにしてくれてるの。
一緒に作り出して１０年目。

でも、昨年は一緒に作れなかった。Ｍちゃんのだんな様がマカオに転勤になっちゃって。昨年はたった一人で、庭の金もくせいをつんで集めて、作りながら泣いたのよ。
毎年そばにいてくれるはずのＭちゃんがいない、寂しさに。
同じ年の子供を持ち、同じように介護に明け暮れてたＭちゃんは、ある意味、親友である意味、戦友だった。
まさか転勤で遠くに言ってしまうなんて私は思ったこともなかった。
お互いに介護の手も一段落し、子供もある程度大きくなり、
これから時々二人で楽しもうね！って行った矢先の転勤で。
私は、本当に、さびしかった。
Ｍちゃんも、そう。
なれない言葉、なれない外国ぐらしの中で、必死でがんばってた。
メールでやり取りするＭちゃんに私は励まされ、大阪からの私のメールをＭちゃんも楽しみにしてくれてた。

そのＭちゃんが帰ってきてくれた！
今年は二人で、朝から花を摘んで。昨年の分も一杯つんだわ。きんもくせいの花の寿命はあっという間。
花がみずみずしいふっくらしてる間につけてしまわねばね。

今年の出来は、今迄で一番できがええはず。
だって、Ｍちゃんとまた一緒に作れたから。

昨年一人で
漬けたお酒で、ちょっとカンパイ！


「来年も一緒につけようね。」

「８０歳になっても一緒に漬けようね。」
「これからもよろしくね。」
「かんぱ～～い！］