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テーマ:暮らしを楽しむ(388311)
カテゴリ:ちょっと一息
クリスマスのイルミネーション見ると思いだすの。切ねくて、恥ずかしくて胸キュンになるのよ。ああ、時間をあの時に戻せるものならば、、、、。
モニタープラザさんのブランドキャリーさんの企画に思わず昔を思い出したわ。 ブランドリサイクル 販売買取 ブランドギャラリー【大阪ミナミ最大級】 「クリスマスの失敗。」 ああ、若かったのねえ、私。 大学の時の先輩は私の憧れでした。 私は女子大だったので、同好会の交流の機会でしかそのせんぱいにあうことはなかったのですが..静かな物腰で、笑顔が素敵で、誰にでも親切で。その同好会の中でもリーダー的な存在で。ひそかにひそかにあこがれてました。 「ねえ、クリスマス会するの?もしよかったら、うちと合同でする?」 その先輩が聞いてくれました。 「行きます、行きます!」 二つ返事でお返事して、指折り数えて、その日を待ちました。 私は田舎もの。 素敵な先輩に似合うおとなの女になりたくて、大人っぽい背中のあいた黒のドレスを寮の先輩に借りて、なれないヒールはいてメイクも先輩にしてもらったの。 そして待ち合わせのそのお店へ。 が、、、、しかし。 私一人浮いてたんですよねえ。 みんなジーパンにセーターといたってラフな格好。 化粧して、ドレス着てる私は帰って田舎もの丸出しのような気がして。 消え入りたい気になって、みなさんの顔もろくに見れなかったの。 その憧れの先輩は、隅っこに座ってる私に気を使ってくれて話しかけてくれたの。 その時、ふと彼が言った言葉。 「そんなに頑張らねくてよかったのに、、、。」 それがショックでショックで。 今ならわかるの。普通でいいねん、若さが一番美しいってことが。でもあの当時の私にはそれがわからなかったの。 門限があるからお先に、、といった私に、駅まで送ってくれた先輩。 「あの、、、、先輩に見せたかったの。」 それだけ言うのが精いっぱいでした。 「ああ、ごめんね。誤解させちゃったんだねえ。僕つきあってる人いるんだよ。」 駅前の大きなツリーのきらきらが涙で滲んだの。 お辞儀だけして走って帰ったらなれないヒールで靴ずれしちゃうし。 あっけなく失恋しちゃったわ。 いま思うと大人になりたかったのねえ。 でも、あのころの私も、今の私はかわいいなあってどこかで思ってるの。 純だったわあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.14 18:02:01
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