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カテゴリ:本のはなしの巻
保育園のお昼寝が効いて、夜遅くまで起きているチビひよ。
絵本を読んで、寝かせようとするけど寝ないので 読み聞かせを1~2冊したら、あとはそれぞれに読書の時間を過ごしています。 というわけで、私も読書の時間が増えました。 この前、東野圭吾さんの「悪意」の感想をアップしたけど 東野熱は冷めず、というか「白夜行」を読みたいのにいつも貸し出し中で 読んでいなかった他の本を手にとって借りてきています。 で、今回読んだのは「容疑者Xの献身」という本。 直木賞を受賞した作品だという事に、読み始めた翌日に本屋さんで気づいたほど 全くノーチェックだった自分が情けなかったけど またしてもズルズルと止められなくなり、あっという間に読んでしまいました。 文章を書くという文系の仕事なのに、登場する人物が理系。 隣人を愛するがあまり、隣人が犯した殺人を完璧に隠し通す天才数学者の計算しつくされたトリック。 犯人が最初から分かっているのに、その仕組みが全て分かるのは最後の最後。 それが、簡単に推理できなくて、やっぱり驚かされてしまいました。 その悔しさというか、清々しさというか、物語にのめり込みすぎて泣けてくるというか。 ガリレオ探偵の異名をとる、天才物理学者が謎解きをするシリーズものの一つだけど ほんと、登場人物全てが魅力的だと思ってます。 理系のアタマを持っているのに、文系の仕事をする東野圭吾は、どの作品を読んでも 長編でも長さを感じさせなくて、のめりこんでしまう、ある意味、私にとっては麻薬ですな。 チビひよが寝るまで読もう。チビひよが寝たら、アレとコレとやっておこう。 お部屋も少し片付けよう。そう思っていたのに・・・・。 チビひよが寝ても、ちーーっともやることやれない私。とほほ。 ま、それぐらい夢中で読んでしまってるんですね。 あ~、面白かった!! 最近、本を読んで、面白かった!とずっと言ってる気がする。 この勢いで、実は「風味絶佳」も読んでしまい、今は、室井佑月を読んでいます。 感想は、また後で書くけど、ちゃーんとフェロモンが出てる女性作家って すっごく楽しい。なんだか、読みながらニヤニヤしたり、そうだよね~とナットクしたり。 全く違うところで勝負してる二人の作家なんだけど、 読んでいるうちに親しみが湧いてきて、エロちっくな感じがたまらんな~・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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