|
カテゴリ:本のはなしの巻
ここのところ話題の荻原浩サンです。
新聞や雑誌、テレビでしょっちゅう面白いっていう記事を見かけて この人の本を読みたい・・・と思っていたのですが、コレが今年の2冊目になりました。 誘拐ラプソディー。 誘拐ものの話なんですが、成り行きと思いつきで誘拐した子どもが なんと、ヤクザの大親分の息子だったというお話。 犯人は全く気づかず「警察に言ったら子供の命はないぞ」と。 親分側は血の気の多い若い衆が「警察に言ったら、私刑ができなくなる」と血まなこで犯人探し。 犯人側からの視点と、誘拐された親分側の視点、二つの視点の物語が 交互に書かれていて、ハラハラしたりクスリと笑えたり。 心の中で「ばか~、ヤクザ屋さんの大事な一人息子だぞ~!」と思ったり 「若い衆の皆さん、見逃しやって~」と思ったり。 スリル満点、次のページをめくるのが楽しい本でありました。 最後? ふふふ、これは読んでからのお楽しみであります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年01月24日 15時40分34秒
コメント(0) | コメントを書く
[本のはなしの巻] カテゴリの最新記事
|