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カテゴリ:本のはなしの巻
長年、探していた本に偶然出会ってビックリッ!!
というのが、この本でした。 小説すばる新人賞を、現役のコピーライターが受賞して、 しかも内容が広告会社の話という紹介記事を読んでから、すごく読みたいと思ってました。 でも、そのときには「すごく読みたい」と思っていたのに、しばらくすると 小説のタイトルも作家名もすっかり抜け落ちて、いつか読みたいけど なんていう本だっけな~・・・・という想いがずーーっとありました。 最近、荻原浩という作家が面白い。という記事がちょこちょこ目につくようになって これは、一度読んでみようと図書館で手にしたのが「誘拐ラプソディー」。 それが面白くて、最後がホッとして終わるところが気に入ってもう一冊、 と手にしたのが、この「オロロ畑でつかまえて」。 しかも、借りてきた本は他に2冊あったので、すぐに読まないでいたのだけれど その2冊を先に読み終わり、やっと手にして開いてみたら 最初の見出しに「クライアント」と書いてある。 へー、広告会社の話・・・・? あれ、もしかしてもしかして・・・ そう思って、内容より先に裏表紙をめくってみたら、小説すばる新人賞受賞で 現役のコピーライターだったという作者紹介。 うぉぉ、この本だったのか~~~!!と、ビックリでした。 内容? ふっふっふ、もちろん、面白かったです。 広告会社の仕事の段取りをたどるようにストーリーが構成してあって デザイン事務所に籍を置いていた頃を思い出しました。 何もないド田舎の村おこしを請け負うことになったプロダクション。 まじかよ~、大丈夫かよ~・・・と心配したり笑ったりしつつ 一緒になって考えて、笑って、グッときて。とても楽しめました。 そして、やっぱり最後は、希望ある終わり方。これ、この人の得意技なのかな。 また次の本を読もうと思ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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