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カテゴリ:本のはなしの巻
久しぶりに石田衣良の本を読みました。
短編集は初めて読んだかも。 連載をたくさん抱えているにもかかわらず、好きな事を原稿用紙10枚。 好きな事を書いていい、という条件に誘われて引き受けた連載が本になったそうです。 ほぼ私小説。モデルがいたり自分のことだったり。 一遍一遍に前書きがあって、この作品がどんな状況で書かれたか どんな想いで書いたか、ということを添えて本文に入るというスタイルで 石田衣良という作家が、とってもとっても身近に感じられる本でした。 たくさんドラマ化されていて、原作が石田衣良なのを知らずにドラマを先に見ていて あとで読んだ本が「あれ、これって、あのドラマだ」と思い当たる事があったけど それでもストーリーが面白くて、かなり気に入っている作家さんの一人です。 長編小説も飽きることなく読めるけど、短編集はそれぞれのストーリーが面白く すごく人間味あふれる中身が魅力的でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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