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カテゴリ:本のはなしの巻
久しぶりに辻くんの本を手にとりました。
「刀」で疲れ果てたけれど、やっぱり辻くんフリークの私。 以前から気になっていたこの本をようやく手にとり読み始めたら あっという間に読み終えました。 見開きに1歳ずつ年を重ねる「お前」の人生が綴ってあります。 神様からみた一人の人間の一生です。 「0歳のあかんぼう」が泣いて生まれてきたのに、周りは笑っている。 どうしてお前が泣いているのに、周りは笑っているのか、そのうち分かるよ。 という感じで、神様がずっと語りかける構成になっています。 赤ちゃんから子供になって大人になって。 仕事で成功したと思ったら挫折して、それでも這い上がって大成功を収めて。 素晴らしい家族に恵まれて愛されてそして人生を終えるまでを書いた本。 生まれてから死ぬまで、人間はどんなに成功して幸せになって、年を重ねて老いても いつまでも神様のあかんぼうなんだな、と。 楽しいことも苦しいことも辛いことも幸せも、神様はお見通しなんだな、と。 そして、最後に神様は抱きしめにきてくれて天に帰るんだな、と。 とってもとっても読みやすいけれど、 家族と愛情と仕事の成功とそして自然と。 人間が欲しいものなんて、基本の基以上のものはないな~・・・なんてしみじみ思いました。 読みやすいけど、ぐっとメッセージが詰まっていてとても面白かった。 そして、私もまだまだあかんぼうなんだな・・・と妙にナットクしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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