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カテゴリ:本のはなしの巻
図書館で、何気なく借りた本を読みました。
「雲の上でママをみていたときのこと。」というタイトルで、 子供たちが、生まれてくる前の記憶を語ったものをまとめた本です。 リンクさせてもらっているKazuminさんのところの三女ちゃんが、空の上にいた頃の記憶があって その話を書いた日記をとても興味深く、そして感動して読んだのだけれど この本は、そういう生まれる前の記憶を持った子供たちの話がたくさん載っています。 いくつかのグループに分かれるようにして、雲の上に天使たちが乗っていて 雲の端をつかむようにして、下を覗き込んでママを決める話だったり、 みんなで並んで、産まれる順番を待っている話だったり、神様の話だったりするんだけど どの子も、雲の上から見て「この人がいいな」とママを選んでくる様です。 ママを決めたら、神様のところに行って「あのママがいい」と話して、産まれる。 最初の頃はお腹から出たり入ったりできるけど、産まれる3ヶ月位前になると、 お腹から出られない、なんていう話をした子がいて、 生命の不思議やたましいの事を思わずにはいられませんでした。 興味深かったのは、病気で生まれてくる子や流産になってしまう子の話。 そういう子たちは、早く生まれたかったり、お腹の中を見てみたかったり 世の中を見てみたかったりという想いから、産まれる時期や順番がくる前に 神様にお願いして生まれてくるらしいです。 で、病気になって産まれる事も自分で決めてから来るのだそうです。 パパやママに、流産だったとしても命の大切さやあったかい気持ちなど、家族へ何かしら 伝える使命をもってやってくるのだそうです。 産まれることができなくても、病気で産まれても、使命をもってやってくることだから、 赤ちゃんはそれでも嬉しい・・・ということを言っていた女の子の話。 そうか・・・、そうなんだ。 流産って、自分を責めがちだけど、けしてそういうことではないんだ・・・ いとこの赤ちゃんは、産まれて3週間で旅立ってしまったけど、 それでも、やっぱり彼らの所に生まれたくてやってきたんだ・・・・ なんて、いろんな事に、納得いくような気がしました。 そして、我が家の子供たちも、どの子とも変わらずに神様から預かっているということも 私も、そうやってこの世に産まれてきたということも。 そういうことをしみじみと想い、あったかい気持ちになる本なのでした。 さて。そうなると気になるのが我が家のチビたちの記憶・・・・。 その話は、またあとで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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