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二代目のお嫁さんなり

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2007年11月02日
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カテゴリ:本のはなしの巻
幽霊の話です。自分の惨殺死体が埋められるところを見ている所から話はスタート。
どうして、自分はこんな風に惨殺されて埋められなければならなかったのか。
死ぬまでの2年ほどの記憶が欠如してしまった主人公が、自分が殺された理由を求めて
現世に留まり、その謎を解明していく、という話。

単純に書くと、そういうストーリーなんだけど、
なにせ主人公が若い。若くして惨殺ですよ。しかも、世間に気づかれていない。
なぜ・・・という想いでいっぱいでした。

死んでしまった人に何ができる・・・と思うんですが、そこは小説。
訓練と努力によって、話ができたり、パソコンができたり。
でも、亡くなった人があの世に行く前に、見えないけれど、こんな風に
私たちの周りでメッセージを送ろうと必死になっているのかも・・・と思うと
ものすごくものすごく、切なくなってしまいました。
幽霊でもいいから、会いにきてよ。っていうあの想いがねー・・・・。
この小説読むと、その想いって伝わってて、向こうも必死にいろいろやってるんじゃないかと
そんな風に考えると、涙出そうになっちゃいましたよ。

石田衣良サンは、経済関係の小説面も白いのですが、今回も投資が一つのキーワードになってます。
へえええ。こんな仕事もあるんだ・・・と思うところもあります。

洗練された小説、ではないのだけれど、「想い」というものを深く感じるかな。
読んでいる途中で思う「なぜ」は、幽霊となった主人公の彼が、さまざまな力を身につけつることで
徐々に明らかになっていきます。そして、なぜ殺されなければならなかったかも。

若い人が惨殺される所がスタートなので、ちょっとゲンナリ感もありますが
なかなか、面白い本でした。







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最終更新日  2007年11月02日 19時47分19秒
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