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カテゴリ:本のはなしの巻
こちらは一気に読みました。
なんと切ないラブストーリー。 美丘という名前の女の子と過ごした13ヶ月を、彼、太一が語りかける形で書き綴っています。 不治の病を抱え、それでも懸命に生き抜いた美丘。 その美丘を愛し、彼女の生きた証として共に生きる決意をした太一。 病気はいつ発症するか分からない。 発症したら、その先はない。 そう分かっていても、それでも寄り添い求め合い、必死に生きた二人の物語。 美丘が明るくわがまま、強くて感受性豊かですごく魅力的。 先が分かっている話なのに、だからこそ、かな。切なくて辛くて。 石田衣良はやっぱりすごい。どの作品もハズレがない。 切ない話も、面白い話も、青春小説も、次々と読みたくなります・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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