二代目のお嫁さんなり

レンタルコミックで借りてきたコミック「秘密」です。

死後24時間以内に取り出した脳を、MRIにかけるとその人の脳が記憶している
５年分の映像が見られる、という話。
だいたいは、被害者の脳を見ることによって犯人を見つけるって話なんですが
そんな風にしないと犯人へたどりつけない捜査の最終手段とあって
事件も凄惨、物語も悲しいものが多い･･･。
でも、この美しい描画なので、まったくグロテスクではなく引き込まれています。

その人が見たことが脳に刻まれている、ということなので
犯人だけじゃなく、その人の私生活全てが丸わかり。
被害者だけではなく、犯人の脳を見ることもあるわけで、
そういう場合は、殺人シーンがリアルに映し出される、という理屈なので
ほんと、特殊捜査も特殊捜査、ものすごいことになってます。
人の脳みそ見て、惨殺シーンやら恐怖心やらそういうのを全て見る
この「第９」と呼ばれる捜査課がもしあったら、シャレになりませんね。
みんな、精神的に参ってしまうと思います。

でも、この発想がすごい、と思って１冊借りたら面白くて
今、５巻まで借りましたが、どの話もすごくよくできてます。
いや～～、こんなコミックあったんですね。

もし、私がこんな風に脳みそ見られることになったら･･･
ヤッベー。
掃除嫌いなのが丸わかり。
と、とりあえず部屋は片付けておこう･･･。