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カテゴリ:本のはなしの巻
ずいぶんと前にドラマになった「池袋ウェストゲートパーク」が
すごく面白くて、大好きだったのですが、 その原作がシリーズ化している事に、先日、図書館で気付きました。 ドラマの面白さがよくて、そういえば原作読んでなかった・・・と思い、 シリーズ1冊目をお正月に読んだら原作も面白~い!! と、すっかり夢中になりまして。 2冊目を、と思ったけれどいつも、本棚にはありません。 ハテ・・・・と思い、ネットワーク図書館で検索ぅ。 すると、市内7箇所の図書館のうち、所蔵しているのは一番遠い図書館1箇所のみ。 もちろん、予約を入れたので巡回車が雪の中取りに行ってくれて あっという間に手元にやってきました。ありがとう、市長。 そんな話はいいのだけれど、シリーズ2冊目の「少年計数機」も面白かった。 池袋に暮らす少年(いや、ハタチになったからもう青年か)マコトが いろんな事件解決のために奔走するショートストーリーがいくつか収められてます。 警察がいくら調べてもたどりつけない犯人像に、 地元池袋のガキのネットワークというものが最大限に生かされ、 事件が解決していくのは気分がいい。 池袋が好き、というそれだけで突っ走るマコトの熱さと 池袋特有のだらけた感じと暴力的なちょっと危ない空気感のバランスがいい。 年齢とか性別とか仕事とか、そういうモノサシを持たないマコトは魅力的。 どの話も、やっぱり事件だから気分爽快の話では全然ないけれど マコトの人間関係、友人関係、熱さ、若さ、バカさ、そういう魅力にあふれてます。 シリーズ3冊目は、確か近くの図書館所蔵だったなー。 読むのが楽しみです。 少年計数機 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月22日 15時58分10秒
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