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カテゴリ:本のはなしの巻
今月の最後は、池袋ウェストパークシリーズの4冊目。電子の星。
だんだんとハードになってくるな、マコトの関わる事件は。 ほのぼの感がなくなってきて、なんだか両方が刃のナイフみたいな。 基本は、池袋が好きっていうところなんだけど、 池袋を守るっていうのが根本なんだけど、 日常に起こる事件が、あまりにも深い問題をはらんでいて シリーズ4にして、どっと疲れました。 でも、どれもこれも田舎じゃありえないけど、都会では 隣の人が普段の顔の下に持っている闇の部分で、日常の一コマなのかも。 そう思わせる恐怖が、やっぱり池袋ウェストゲートパークなのかな、 なんて思ったりしてます。 ハードな事件、解決までの残虐な手口、それでも読まずにいられないのは やっぱり石田サンの魔術にすっかりはまりこんでる証拠ですね。 事件解決、やったねマコトちゃん!とは、なかなかいかないね。 事件が解決しても、深く心に傷が残る人がいるというか・・・・。 その傷と共に生きていく人がいることに愕然とするというか・・・。 今月は、よく読書しました。エヘン。 電子の星 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月01日 21時35分41秒
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