355267 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

二代目のお嫁さんなり

二代目のお嫁さんなり

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

お気に入りブログ

石破色なし?!。 New! 登歩十歩さん

繊維屋さん(面倒な… New! alex99さん

心のアルバムに 大好きゆずるくんさん

中山道加納宿のウォ… ひよこ7444さん

2024年9月の読書ま… ばあチャルさん

コメント新着

nskwer116@ Re:BCG、失敗された!(09/22) 初めまして。突然コメントすみません! …
きいぼ@ Re[1]:何とか残留へ・・・(11/10) 登歩十歩さん 新シーズンまで一週間とな…
登歩十歩@ Re:何とか残留へ・・・(11/10) 残留、おめでとうございます。中村選手に…
きいぼ@ Re[1]:何とか残留へ・・・(11/10) 大好きゆずるくんさん >残留~おめでと…
大好きゆずるくん@ Re:何とか残留へ・・・(11/10) おはようございます。 残留~おめでとう…

日記/記事の投稿

フリーページ

カテゴリ

2010年02月02日
XML
カテゴリ:本のはなしの巻
38歳の若さで亡くなられた、飯島夏樹さんというプロサーファーが書いた小説。
飯島さん自身の話は、本としても発売されているけれど、
マンガになったり、ドラマにもなったりしているので知ってる人も多いかも。

と言いつつ、私はマンガもドラマも全く見ていなかったので
よく知らないままなんですが・・・。

その飯島さんがガンが見つかり、闘病生活に入ってから書いた最初の小説がこれ。

もう、治療の手立てのない闘病生活の中で書いた小説なので
なかなか胸に迫るものがあります。
がんセンターの中で「手紙屋」として患者の心の声を聞き、手紙にするセラピストのお話。

亡くなる患者の声を聞く、というストーリーなので
どうしても飯島さん自身のことを考えずにはいられません。
死を覚悟して、言葉を残すわけだから。
たぶん、こんな風に夢をおいかけてビッグウェーブをつかまえて
自分の人生にちゃんと納得して旅立ちたい・・・・という思いがあったんじゃないか、と
そんな風に思わせる小説でした。

小説の内容としては、新人作家らしい初々しさ。
穏やかさが全体に流れていて、完成度としてはもう少し・・・と
思うところもありますが、その後ろに飯島さんの想いを感じる一冊でした。
神様はいるよ、そう信じて闘っていたんでしょうね。

読書をしているはずなのに、
物語の感想よりも、ガンと闘っている全ての人を想ってしまう本です。


天国で君に逢えたら










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年02月05日 16時18分16秒
コメント(2) | コメントを書く
[本のはなしの巻] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X