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カテゴリ:本のはなしの巻
図書館戦争の続きを予約で待っている間に、
山本幸久さんの小説を読みました。 【送料無料】ある日、アヒルバス いわゆる、ハトバスのバスガイドのお話です。 あ、いや・・・・ハトバスじゃなくて「あひるバス」だった。 山本さんは、クールな女性でもほんわかな女性でも、 働く女性を描かせたら、ピカイチで面白いと思ってます。 バスガイドさんも大変だなぁ、と思いつつ、やっぱり登場人物が ほんわかしていて、一生懸命で、エピソードも面白く・・・・ 軽くて読みやすいけど・・・すっごく面白かったです。 入社5年目の中堅どころのバスガイド、会社の寮に暮らすデコちゃんのお話。 ツアーに参加するお客さん、同僚のバスガイド、憧れの先輩ガイド、 怖い新人研修のベテランガイド、そして頭を悩ます新人バスガイド5人・・・。 みーんな一生懸命。山本ワールドはハマリますね。楽しい時間でした。 で、もう一冊は「あぽやん」でハマッた新野剛志さん。 「FLY」を読みました。 あぽやんのイメージだったから、山本幸久さん系統の軽快で 明るい話が得意な小説家だと思っていたら なんと、ミステリーで有名な人でした。勉強不足で申し訳ない。 しかも、江戸川乱歩賞とってましたよ・・・・ビックリ。 で、この「FLY」が長編ミステリーなんです。 高校生の男の子が、目の前で彼女を殺され、逃走した犯人を捜し続ける話。 復讐のために、執念で15年に渡って探し続けていくのですが、 さまざまな犯罪が周りにあって、その純粋さや話の流れ方は 東野圭吾さんの「白夜」を連想させます。 ちょっとヒント多すぎで、こういう関わりかな・・・・と想像できるところや 関わる人物については、ちょっと書き足りないのではと思う部分もあるけれど 久しぶりに夢中になって、長編ミステリーを読み終えました。 これは寝不足になります。面白かった・・・・。 というわけで、すっかり、山本→新野→山本・・・のサイクルになりつつありまして。 図書館通いが頻繁になって参りました(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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