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カテゴリ:本のはなしの巻
コレはまずい。
話題の「図書館戦争」を読んだときには、そこそこ面白いかも程度だったのに 続編の「図書館内乱」を読んだら、面白くてハマッてしまいました。 一気に、有村ワールドに取り付かれ、これは次々と読むパターンだ・・・と思ってます。 【送料無料】図書館内乱 キャラクターが光ってきましたね。 単純明快「本を守るんだ!!」の気迫のみで素直に「○か×か」で突き進む笠原郁、 その周りには優秀なメンバーがズラリ。 笠原本人以外、周りも読者も知っている秘密のエピソードがまたおかしくて。 いい加減気付けよ!と突っ込み入れつつ、その先が楽しみになったりします。 4年かけてシリーズを書いてきたそうで、シリーズが進むごとに キャラクターたちへの愛着が沸いてくる一冊だと思いました。 もう一冊は、山本幸久さんの「はなうた日和」。 【送料無料】はなうた日和 初めて山本さんの短編集読みました。 世田谷沿線の話で、世田谷線の電車がキーとなっているお話が8編。 全く別の話ではなく、物語のどこかがつながっている・・・という 山本さんらしい手法で綴られていました。 あっさり、短時間で読めて、読んだ後はほんわか、って感じ。 他の小説でもそうですが、あの作品のあの人がこんなところに! という遊び心があって、それに気付いた時のムフフ感がたまりません。 で、もう一冊は・・・新野剛志さんのデビュー作。 ん?デビュー作なのかな。江戸川乱歩賞受賞作品です。 【中古】afb【古本】八月のマルクス/新野剛志 乱歩賞となれば一度は読んでおかねば・・・という変な使命感で読みました。 うーむ、この人はミステリーじゃない本の方が面白いかも。 ハードボイルドを意識した仕上がり、何年にも渡っていくつもの事件が絡むあたり 面白さはもちろんあるけれど、読んでるうちに面倒くさくなってきました。 FLYもそうでしたが、長い時間をかけてその先にある答にたどりつくまで アレコレ考えて、おぉぉと驚いて楽しんで読んだけれど なんだかいろいろスッキリしなかったかも。 長い作品じゃないのに、ミステリーなのに眠くなっちゃって・・・体は正直なのね。 次はミステリーじゃない作品をまた読もうと思ってます。 ってな感じで最近は3冊。 予約していた真保裕一、石田衣良さんの池袋シリーズの9が届いたようで 三連休はやっぱり本を読んでしまうかも・・・。 いや、台所の掃除が先なのは分かってるんだけどね~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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