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カテゴリ:本のはなしの巻
すっかり・・・・有川浩ブームです。
人気作家さんなので、図書館にはほとんど本がなくて。 で、探したのがオムニバスのこの本。7人の作家さんによる恋愛話。 【送料無料】Sweet blue age 有川さんは、こういう恋愛もの書くとホントいいですね。 図書館戦争も内容の割りに、上官と部下のラブコメがすっごいおかしかったし。 今回の「クジラの彼」もすごくよかった。はまりました・・・。 他の作家さんは不勉強で初めて読んだ作家さんばかり。 角田光代、日向蓬、三羽省吾、坂木司、桜庭一樹、森見登美彦 同じ年代かちょっと年下の作家さんたちの様で、なかなか新鮮でした。 日向蓬、という作家さんのお話がヨカッタ。 【送料無料】ウーマンズ・アイランド 女性作家を続けて・・・と思い、なぜか林真理子さん。 埋立地にできた新しい町を舞台に働く女性たちのさまざまなストーリー。 広告代理店、新聞社、テレビ局、化粧品会社、アーティスト・・・・といった華々しい職業の 女性たちの短編集、都会のお話ですな。 いわゆる業界でお仕事していた林さんらしい視点で、 なかなか面白かったです。全員はつながっていなくても、 誰かがどこかでつながっていてキーポイントとなるイケメン俳優との アレコレもつながっていて、ほほー、ここでその話か!なんて思ったり。 最後の俳優の独白はイマイチ浮いてしまって、林さんは女性を書く方が面白いという 今さらながらの発見もありましたが、久しぶりに林ワールドを楽しみました。 【送料無料】阪急電車 で、有川浩の阪急電車。 映画化になりましたねー。ポスターには中谷美紀さんがウェディングドレス姿でホームに 立ってたと思ったのですが、 小説読んで、なるほど、そういう理由でしたか・・・とナットク。 阪急電車のローカル線、各駅それぞれにモチーフというかエピソードがあって どれもこれもいいお話でした。 山本幸久さんが同じ手法で荒川線をモチーフに書いていて、あの話も面白かったけど 有川さんの方がより恋愛チック、登場人物のイキイキ感がよかったです。 お孫さんと共に電車に乗ってくる凛としたステキなおばあちゃん・・・ 何だか、リンクさせてもらっているばあチャルさんをイメージしてしまいました。 ほんと、有川浩はいいですねー。面白くて笑えて、ちょっとキュンとしてスカッとしました。 映画も見てみたいなーと思ってます。 というわけで、ここ最近は女性作家さんばかり(オムニバスは違うか)に縁がありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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