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カテゴリ:本のはなしの巻
お正月はアレコレ本を読んでおりました。
で、荻原浩さんは2冊読了です。 1冊目はコレ↓。 【送料無料】四度目の氷河期 他の子とは容姿も体格も違う小学5年生。 遺伝子研究者でシングルマザーのお母さんの部屋で知った、僕の出生の秘密。 ボクは、クロマニヨン人の子だ・・・・! というお話。17歳で人生を語るなんて、と思うかもしれないけれど 17歳でも十分に人生を語れるんだ・・・・という少年の成長記です。 これは、すっごい面白かった! 孤独な少年の想いに時に笑って時に応援して、そして涙が出ちゃったり。 子供はどんな子でも、どんな環境でも、幸せでいないとダメだ。 なんてことを思った一冊でした。夢中で読みました。 で、もう一冊は映画化の原作。 【送料無料】愛しの座敷わらし 千と千尋の物語@ジブリ みたいな出だしだったんですが そこはも~、荻原ワールド全開ですよ。 東京本社から東北の支社に異動となったサラリーマン一家。 最初は支社に近いマンションに・・・・と思っていたのに 古い古い一軒家に住むことになっちゃった一家。 そこには座敷わらしが住んでいるけれど、座敷わらしを知らない一家との いろんなやりとりが面白すぎでした。 人には見えないものが見える・・・・という驚きがあるなかで その地方に住む人々は、見えなくてもみんな座敷わらしの存在を受け入れているから その家に暮らす一家と、東北独特ののんびりした周りの人々とのやりとりが 何だかほのぼの、とてもいいお話でした。 映画は最近、しきりに宣伝してますね。水谷豊さんが自転車でス~イ。 でも、この自転車の騒動も原作ではクスッと笑ってしまうのです。 映画、見たいなぁ。 ということで、荻原さんは今年はすでに2冊。 他にも、まだまだ読みましたので、またアップします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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