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カテゴリ:本のはなしの巻
面白い本をイロイロ読んだ1月だったので、
チマチマ書いてましたが、もー、ばーちゃんの騒ぎで続きが滞り・・・。 とりあえず、まとめて書いておこうっと。 1月は、いい作家さんに出会いました。 その名も「小路幸也」さん。いや~、面白い!!ステキ!! どうして、誰も教えてくれなかったの!とか思ってしまった。 【送料無料】東京公園 【送料無料選択可!】さくらの丘で (単行本・ムック) / 小路幸也 何と言ったらいいのか・・・・参りました。面白くて。 いや、面白いというと語弊があるけど、瑞々しくて。といった感じかも。 東京公園での、家族をテーマに公園で写真を撮る大学生。 さくらの丘ででの、祖母から残された遺産(家)をめぐる思い出をたどる旅。 とにかく、惚れました。今年は、小路イヤーになるのは間違いないと思ってます。 それから、相変わらずの有川浩。 【送料無料】 キケン / 有川浩 アリカワヒロ 【単行本】 感想・・・・アハハハハハハ!! 青春最高!!!! 青くさくて、バカくさくて、友情が熱くて。最高でした。 そして、画像が探せなかったけど「切れた鎖」田中慎弥。 芥川賞作家さん。 「私がもらって当然。5回も候補になってからの受賞なんてマヌケなので断りたいが、 選考委員の石原知事がショックで倒れると困るので知事と都民の皆さんのためにもらってやる」 みたいなことを言ってた人。 いやぁ、あの会見、最高でした。言ってることは高飛車で文字にすると 「なんだ、コイツ!芥川賞だぞ」なんだけど 基本「マヌケな自分」と思って会見してるので、すっごい面白かった。 いやぁ、面白い人だ・・・と思ってプロフィール見たら、えぇぇぇ、 三島文学賞獲ってる!! そりゃ今さらの芥川賞かもな。 というわけで、とりあえずその作品を読んでみましたが・・・・ やっぱり三島文学賞だけあって、難しい~~。そして暗い~~。 面白さ、というのはないけどその難しさや狂気が小気味いいというか。 でも、短編集だったけどその全てが狂気を感じさせる同じようなベースで テーマが違うのに、え、同じテーマで手法違うの?とか思ったり。 次の作品を読むまでは、こちらも気持ちをトンガらせて持続させないと・・・。 でも、難しくて終わりのない日本文学はやっぱりズシンと感じるものがあります。 とりあえず、1月はこんな感じの読書の日々でした。 そういえば、ここ数年は毎年、うわっ!!と思う作家さんと出会ってる。 去年は有川浩。 その前は重松清。 その前は荻原浩。 今年は・・・・小路幸也。 今年はいっぱい本を読もう。と思った1月でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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