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二代目のお嫁さんなり

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2014年06月12日
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カテゴリ:本のはなしの巻

【楽天ブックスなら送料無料】星間商事株式会社社史編纂室 [ 三浦しをん ]

初めての三浦しをんさん。星間商事株式会社社史編纂室。
実は、もっと古めかしい小説を描く人だと思っていたのですが、
えー、こんな感じの小説家だったのか!と驚きでした。
若さもバイタリティもあるのに、突っ走るだけでない冷静な俯瞰感。
ほうほう、こういう展開か。ニヤリとしてしまう小説でした。

なかなか発行されない、星間商事株式会社の50周年記念社史。
経済成長を遂げたある一定の時期のことを、なぜか語らないOBたち。
その時期の歴史をなくして社史はなりたたない、と発行を目指し
取材を続け奮闘する編纂室のメンバー。
そしてたどりつく、会社の成長の陰にあった哀しみの歴史。

なぜか同人誌が絡み、小説の中に同人小説があるという不思議。
なかなか楽しい時間を過ごしました。

でもねー、会社の記念誌をいくつか手がけてきたけれど。
記念式典に間に合わない社史なんてありえない。
内部の人だけで、取材からデザインから印刷手配からできるとは思えない。
というあたりは、読んでる途中にいろいろ思ったのですが。
最後まで読んで、なるほどこの結論にたどり着くのは、
制作会社を入れる展開ではダメなんだなぁ、と納得。

そしてこの小説を読みながら思い出した、私が関わった企業記念誌の仕事。
快くインタビューをさせてくれて、思わずぶっ飛ぶビックリネタを教えてくれた
ゴッツイ手の職人のじっちゃん達や、日本酒はビールジョッキに決まってるだろう!
と豪快な現場監督(でも取材は大照れ)、事務方としてソロバンの時代から経理を支えた
穏やかで芯の強いご婦人方を懐かしく思い出し、楽しい仕事をさせてもらったんだなぁ・・・と
思い返す時間にもなりました。

初の三浦しをんは大当たり。
今年、読み続ける作家に加えておこうと思っています。

でも、今読んでいるのは、朝ドラの影響で「白蓮れんれん」だったりするんだけどねー。





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最終更新日  2014年06月12日 20時00分35秒
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