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二代目のお嫁さんなり

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2014年06月20日
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カテゴリ:本のはなしの巻
NHKの朝の連ドラみてます。「花子とアン」。
赤毛のアンの翻訳者、村岡花子さんの生涯。
ちょうど、お昼ご飯を食べる時間と重なり、義母がハマッていることもあって
毎日、マジメにみてます。
吉高由里子ちゃん、好きだし(照)

で、村岡花子の親友、仲間由紀恵さん演じる「白蓮」がどうも気になって。
世に言う有名な白蓮事件・・・だそうですが、無知な私、ちーっとも知らなかった。
というより、俳人の方々のことなど気にもとめたことなかった。
あぁ恥ずかしい。

早速ウィキペディア(笑)で白蓮、白蓮事件、姦通罪・・・とたどり
なかなか波乱万丈な人生、こりゃスゴイ人だ、
あの美しい仲間由紀恵がこんな人生送ってたのか!←大きくカンチガイ

となりまして。林真理子さんの小説「白蓮れんれん」読みました。


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私のように、興味をもった人が多々いるようで、
何年かぶりに重刷かかったとか何とか、話題にもなってます。

小説とはいえ、丁寧な取材を経て書かれた小説、小説というより伝記のような感じです。
ドラマと違い、女学校時代のことはほんの少ししか出てなくて
村岡花子の名前は一度きり、しかも友としてのエピソードもないので
ドラマの視点とは(当たり前だけど)全然違って、すごく面白かったです。

白蓮という人の生き様、哀しみ、心の変化、そして愛への執着。

古いお話なので、ところどころ辞書を引き、ウィキペディア(笑)で人物を検索しつつ
なるほど~といろいろ納得しながら読みました。
ドラマの影響で、白蓮=仲間さんのイメージがはっきりあったので
あの上品さと家の事情で炭鉱王の妻となった哀しさやもがき、女中との確執や夫へのわずかながらの希望といったものが目に見えるように頭の中で映像化されて、リアルさが増しました。

しかしこういう女性の話、林真理子さんはほんとに上手い。すごい。

あとがき読んで、丁寧な取材力や登場人物たちの子孫の方々の想いを文字にする難しさ、林さんならではの筆力といったものに感銘を受けました。

ちなみにドラマでは、白蓮がたぶんこの後の白蓮事件へとつながる若き学生と出逢ったところで、うわーーと勝手に盛り上がってます。

いつの時代も、恋せよ乙女。なのだなぁ。






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最終更新日  2014年06月23日 09時22分01秒
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