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カテゴリ:本のはなしの巻
うーん。何やらバタバタしてブログの更新が億劫になっておりました。
モンテは降格圏内抜け出せないし。 チビひよは女子チームも中学チームも上の大会逃すし。 なんだか気が抜けてるのかも。ふーむ。 でも元気です。 とりあえず読み終わった本。 光 [ 三浦しをん ] 島を襲った巨大津波によって、何もかもが流されて失った子供たち3人のお話。 三浦さんがこんなにも深く、人の心の闇を丁寧に描くとは思ってなかった・・・。 私の中の三浦しをんは、まほろ駅前~のあったかくて人情味にあふれて、 どこにでもいそうだけど、すごく魅力的な人たちの話を書く人だと思ってたから いい意味で、ものすごい衝撃的でした。 あらすじを紹介するのはちょっと難しい。 中学生だった子供たちの20年後、天災に見舞われ全てを失った子供たちが どうか幸せであって欲しいと想うのだけれど、 彼らの人生は、とてもとても複雑で純粋が故の哀しみが募ってしまって。 重く苦しい一冊だったけど、印象に残る本でした。 リピート [ 乾くるみ ] ミステリー好きの人が薦める作家、という特集などで必ず名前があがってる、乾くるみ。 映画、イニシエーション・ラブの原作者で、最近注目されてます。 とりあえず、古い本から・・・・という自分の習性(笑)がここでもでて、 かなり前の作品「リピート」を閉架図書から出してもらって借りてきました。 タイムスリップして10ヶ月前に戻り、そこから別の人生を生きるというお話。 覚えていれば、競馬などで大儲けができたり、落ちた受験を受けなおしたり、 その後の人生がいろいろ変わるという誘いで、選ばれた8人が「リピート」という タイムスリップをするのですが、リピート後に続くリピート者たちの不審な死。 連続殺人か、たまたまか、それとも・・・・と謎は深まるばかりのなか、 思いもよらないストーリーと結末が!うわーー、という感じ。 ミステリーだから書けない書けない(笑) でも、なるほど、このどんでん返し感が乾さんを推す人が多い理由か!と思い当たりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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