ある統合失調症患者のこれからは
ぼくが統合失調症を患っているのは、タイトルにある通りなので御存知でしょうが、その症状まではご存じないはず、統合失調症といってもその症状は千差万別で人それぞれなのですが、ぼくの場合は何なのか、一つ耳を疑うような、ぶったまげることを告白しましょう、実はね、頭の中で言葉を使っていなかったのです、つまり考え事をしていないわけですたとえば仕事をしながら、頭の中で言葉を使って要らぬ事を考えるなんてことを、していなかったのです、仕事では集中力が増していいかもしれませんが、単純な軽作業しかしていなかったから、勤務中に頭を使っていない状態が続いたせいでしょうか、ボケました、筋肉だって使わなかったら衰えるでしょう、そう頭を使わなかったからボケたのです、障害が障害を呼んだのでしょうか、まあ、集中力はスゴイはおかげで体力がつくは、軽作業では抜群の働きですよ、おかげで何とか生きてこれましたけどね、はっはっはっは、ですが、これは僕の障害の始まりで、本格的にヤバイのはこの次にやって来るのですが、それはまた後の話し、いつも目の前のことに集中していました、ちゃんと頭の中に考えるイメージはあるんです、ただね、頭の中で言葉を使わないから、頭が回転しないというか、考えが深まらないのです、ヤバイでしょ、薄っぺらな人間だったんです、振り返ってみるに、よくこんなんで生きてこれたもんだ、そこは集中力と体力がものを言ったんでしょうね、まあまともな人生ではないのです、ずいぶん歳を食いましたが、今は出来るんですよ、やり過ぎるくらいにです、いつも何かを考えながら行動してますね、今や思索が趣味と言ってもいいぐらいなもんです、世の偉人が、いろんなとんでもない失敗をやらかしたりしますが、若い頃に知った時は信じられませんでしたが、あの賢い人たちがこんなバカなことをってね、今ではこれかとピンときますね、ぼくもよくやるようになりました、よそ事を考えながら行動していると思わぬ失敗をしでかすものです、ですがイイこともあります、たとえば、皿洗いなんか、考えまくりで、そのおかげで皿洗いなんか退屈せずにあっという間に終わっちゃいます、あの単純作業がまったく苦になりません、頭は良くなったんですが、いけません、長年の引きこもりから体力がありません、軽作業しかしてこなかったぼくに、頭が良くなってもイイことはありません、大事なのは体力なのです、それを無くしたのでは話になりません、頭なんか良くなってもどうしようもないのです、しかも、統合失調症の日本人男子の平均寿命は58歳だと知って驚いたことがあります、もう4年も過ぎましたよ、雇用の流動化、かすかな希望がないことはない、かあさおじ@でした。にほんブログ村