全米興行成績、「バイオハザード III」が初登場1位
週末の全米映画興行成績は、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演SFホラー・アクション第3弾「バイオハザード III」が興収2400万ドル(約28億円)を叩き出し、前作の2300万ドルを僅かに上回る好スタートで初登場1位を獲得した。砂漠化したラスヴェガスを舞台に、さらなるパワーアップを果たしたアリスと僅かな生存者たちが生き残りを懸けて最後の戦いに立ち上がる。関係者の間では早くもアリ・ラーター扮するクレアをフィーチャーしたスピンオフ企画の可能性が取り沙汰され始めている。2位にはジェシカ・アルバのキュートな魅力が全開のお色気ラブコメディ「Good Luck Chuck」がランクイン。彼と一夜を共にした女性は、その次には本当の恋にめぐり合うという噂が広まり、若い女性たちに“幸運の男”として知られるようになったチャーリー。そんな“次の男”目当ての女性ばかりが言い寄ってくるチャーリーの前にエキゾチックな美女キャムが現れるが…。主演はデイン・クック、監督はマーク・ヘルフリッチ。前週首位の「ブレイブ ワン」は3位に後退。そして5位には拡大公開で圏外から大きくジャンプアップしてきた「Eastern Promises」がランクイン。「ストリー・オブ・バイオレンス」に続くヴィゴ・モーテンセン主演、デヴィッド・クローネンバーグ監督による本作は、ロンドン最大の犯罪組織のボスと、偶然彼の犯罪を立証する証拠を手に入れてしまったヒロインの緊迫の攻防を描くバイオレンス・サスペンス。共演はナオミ・ワッツ。オスカーレースでは本命の一角を確実視される注目作。6位に初登場のアマンダ・バインズ主演「Sydney White」は、童話『白雪姫』を現代風にアレンジした学園コメディ。監督はジョー・ヌスバウム。速報順位は以下の通り。順位 タイトル 興収$ 累計$ 1. 「バイオハザード III」 24.0M (24.0M) 2. 「Good Luck Chuck」 14.0M (14.0M) 3. 「ブレイブ ワン」 7.4M (25.1M) 4. 「3:10 to Yuma」 6.3M (37.9M) 5. 「Eastern Promises」 5.7M (6.5M) 6. 「Sydney White」 5.3M (5.3M) 7. 「Mr. Woodcock」 4.9M (15.7M) 8. 「Superbad」 3.1M (116.1M) 9. 「ボーン・アルティメイタム」 2.7M (220.1M) 10. 「Dragon Wars: D-War」 2.5M (8.4M) 今週は、ジェイミー・フォックス主演サスペンス・アクション「キングダム/見えざる敵」とザ・ロック主演コメディ「The Game Plan」が公開に。