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テーマ:最近観た映画。(40148)
カテゴリ:サイクリング
本日は名古屋の一部の映画館が女性サービスデーです。自転車にまたがって小一時間
ほどポタリングしながら伏見のミリオン座に行きました。 ←交差点植え込みにヒガンバナが… 目指すは明日まで上映のマイケル・ムーア監督の「CiCKO(シッコ)」です。 ポタポタ行ったのですが早く映画館に到着してしまいました。100席余りの小さい 会場ですが女性サービスデーとあってあっという間に半分以上の席が埋まってしまい ました。 アメリカの医療保険制度はよく知らなかったのですが、TVドラマER等で 「保険は入っているのか?」 などというセリフがあって何やら日本の健康保険とは違うような感じはしていました。 どうやらアメリカは日本で言うところの保険会社の医療保険が保険なのだということが わかりました。 え?アメリカって公的保険が無い国だったの?と初めてビックリしてしまいました。 指を落として接合手術するのも何百万円、お金の都合が付かないのなら手術は諦めて ください といった状態なのです。 国民の健康は金次第といったところが あまりにもリアルで情け容赦なくてこんな国 には住みたくないと思ってしまいました。 引合いに出された国がカナダ、フランス、イギリス、キューバの4カ国。 キューバ以外は民主主義の国ですが、何れも国民への医療保険が充実していて病院に かかっても「0円」なのです。 国による公的医療保険が充実している国は教育に関しても充実しているようです。 国民あっての国なのですものね。 アメリカも公的医療保険導入への動きがヒラリー・クリントンによって行われた事が あったようですが、実現はしなかったようです。 日本は構造改革でどんどんアメリカに近づいていくようです。本当にこんなんで いいんですか?現在のアメリカの状況は10年後、20年後の日本を見ているようで ゾッとしてしまいました。 私の親は社会党(今は社民党)や共産党が政権をとると社会主義国になってしまうと 昔 真剣に私に話していたことが思い出されました。今の日本のどこに社会主義国家 がいいという人がいますか!今思うと 戦後教育の中で真っ先にアメリカンナイズさ れたのは現在の60代~70代の人たちなのではないでしょうか。うわべのアメリカの 豊かさに憧れ、身を粉にして戦後の日本を支えてきた私達の親世代が今の日本を方向 付けしたのです。 とにかく豊かになることを目指してきた国民のささやかな希望を今になって 「あれは、夢だったのよね。ごめんね」 で医療費負担増としてしまっているのです。そのうち5割負担、7割負担、10割負担 え?全額実費じゃん!ってことになりはしないか心配です。 アメリカに擦り寄りすぎは危なすぎます。そんなことを考え本来の国としての国民に 対するより良い医療とは何なんだろうかと考える映画でした。 ←抹茶あずきローフ 美味い! 会場を出ると映画館の入り口はカフェになっていてコーヒーのいい香りが漂ってい ます。何種類かの菓子パン、惣菜パン、サンドイッチが並んでいるので「ハム&ツナ サンド」と「抹茶あずきローフ」と「フェアトレードコーヒー」を頼んで、ゆっくりと 昼食をいただきました。 「フェアトレードコーヒー」を選んだのは私の一杯で少しは役に立つのであればと 思ってのことです。「フェアトレードコーヒー」はサッパリとして香りも豊かで 美味しかったです。 ←輪っかの大型オブジェ 午後の日差しはやさしくなってポタリングにはもってこいです。名古屋市科学館の ある白川公園の中は遠足の小学生で一杯です。 以前はブルーシートで手狭になっていた植え込みの中は綺麗に整備されていました。 でも、あのたくさんあったブルーシートのお宅はどこにいってしまったのでしょう? それはそれで心配にもなります。行政の手で強制的に移動や排除されたのでしょうが… どの人も自然に幸せに暮らせる世の中になれば最高ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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