世界で栄養不足の状態にある飢餓人口が今年上半期の統計で、10億人の大台を突破する見通しであると、世界食糧計画(WFP)のジョゼット・シーラン事務局長がロイター通信に語った。WFPの関連機関である国連食糧農業機関(FAO)が昨年発表した飢餓人口は9億6300万人だったが、アジアやアフリカでは依然、食糧価格が高水準で推移しており、上半期だけでさらに1億500万人増える見通しという。最新統計はFAOが近く発表する。WFPは飢餓対策として64億ドル(約6200億円)の食糧支援を求めているが、世界的な金融・経済危機の影響で各国の拠出は計15億ドルにとどまり、アフリカ東部や北朝鮮で支援事業が一部停止に追い込まれているという。(6/13 YOMIURI ONLINEより)
世界では今日食べるものがない人達が沢山いるというに、我が日本での生ゴミの排出量は世界一だという。世界のゴミ焼却場の75%はこの日本列島にあると聞いたことがある。全世界との人口比は約0.02%なのにである。今世界中の食料の70%を日本を含む20%の豊かな国の人が食べ、残りの30%を80%の貧しい人達が分け合っているのが現実だという。日本には「もったいない」といういい言葉があるのだから、もう少し食べ物を大事にしたいものだ。全世界から食料輸入に頼りきりで、食料の自給率は40%というのも情けない限りである。無駄なところにばかり金を使う自公政権。これも政治の貧困のなせる業なのだろうね。
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Last updated
2009.06.16 23:58:29
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