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カテゴリ:世界の出来事
世界経済フォーラム(WEF)が発表した「世界男女格差報告」で、日本は対象の136カ国中105位。2006年の調査開始以来、最も低かった。
背景には「日本女性は夫が仕事、妻が家」という役割分担意識が根強いことがありそうだ。 日本は初回調査で80位になって以降、低迷傾向だ。今年は100点満点に換算して64.98点。経済(104位)と政治(118位)が足を引っ張った。経済のうち、企業などの管理職に占める女性の比率は9%と106位。 政治でも、衆院議員に占める女性比率は8%で120位。昨年の衆院選で女性候補が軒並み落選したことが響いた。調査項目のうち「過去50年間の女性首相の在任期間」は加点のウエートが高いが、日本はずっと0点だ。 これに対し、1位は5年連続でアイスランドで87.31点。管理職に占める女性比率は33%と日本の3 倍強、国会議員(一院制)の比率は4割を占める。 日本政府は20年までに、指導的立場における女性の割合を30%にするという目標を掲げた。ただ、管理職や役員の女性比率の公表を企業に求める取り組みを今年度から始める予定で、「目標の達成は到底無理」(内閣府幹部)だという。 海外では女性の割合を引き上げるため、企業の役員や国会議員に女性が一定割合を占めるよう義務づけたり、促したりする「クオータ制」を採用する国も目立つ。ノルウェーは06年から上場企業の役員を男女それぞれ40%以上とするよう義務づけた。欧州連合(EU)も20年までに社外取締役の女性割合を4割に引き上げる法案を審議する。 以上 朝日新聞デジタル(10/27 gooニュースより抜粋) 一方、先月下旬、米誌フォーブスが「世界で最も影響力のある女性2013」を発表した。 下記がその結果である。 世界で最も影響力のある女性 上位10人 1.アンゲラ・メルケル(ドイツ首相) 2.ジルマ・ルセフ(ブラジル大統領) 3.メリンダ・ゲイツ(ビル&メリンダ・ゲイツ財団共同会長) 4.ミッシェル・オバマ(米大統領夫人) 5.ヒラリー・クリントン( 前米国務長官) 6.シェリル・サンドバーグ (フェイスブック最高執行責任者) 7.クリスティーヌ・ラガルド(国際通貨基金専務理事) 8.ジャネット・ナポリターノ(米国土安全保障省長官) 9.ソニア・ガンジー(インド国民会議派総裁) 10.インドラ・ヌーイー(米ペプシコ最高経営責任者) アジアの女性では、インドの政治家ソニア・ガンジーさん、韓国の朴槿惠大統領11位、ミャンマーのアウン・サン・スー・チーさん29位、タイのインラック・シナワット首相31位、世界保健機関(WHO)事務局長のマーガレット・チャンさん33位。 中国の不動産王、Wu Yajunファミリー48位、張欣ファミリー50位、中国の習近平国家主席夫人の彭麗媛さん54位、世界銀行のスリ・ムルヤニ・インドラワティ専務理事(インドネシア)55位の他、シンガポール、インドの女性実業家、香港の慈善活動家も名を連ねている。 アフリカからも選出されているが、トップ100にランクインしている日本女性は0だそうだ。 残念なことだが、日本では女性社長も増えたというが、影響力ある女性が育ち難い環境が有るのかも知れない。 世界に負けるな、羽ばたけ日本女性よ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.10.27 20:31:41
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