昨日、夢の記事を書いたので、夢のメカニズムを調べました。寝ているとき、ノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)が90分周期で繰り返され、脳波を調べることで、その状態を知ることができます。この2種類の睡眠状態は発達した脊椎動物である鳥類と哺乳類で見ることができるそうです。即ち、ペットでも夢を見るということです。眠りが深いノンレム睡眠のとき、脳波はゆっくりとした波になり、呼吸は穏やかで規則正しく、脈拍は遅くなり、血圧と体温も低下し、大脳の活動も低下します。この熟睡時に成長ホルモンが分泌され、細胞を新生させ、新しい皮膚を作ったり、筋肉や内臓を効率よく修復してくれます。一方、眠りが浅いレム睡眠のときは、筋肉の緊張が緩み全身の力が抜けて体は深い眠りの状態であるのですが、脳は起きている時に近い状態で活発に働くため、目は活発に動き、呼吸や脈拍の乱れも出てきます。即ち、体は眠っているのに脳は活動しているということです。このような状態であるレム睡眠のときに夢を見ていると考えられています。又、レム睡眠時は、起きるタイミングに適してます。ちなみにレム睡眠の「レム(REM)」は「Rapid Eye Movement=目が早く動く」の略だそうです。人間が見る夢の内96%が「見る」夢、「聞く」夢が25%、「動く」夢が19%、「味わう」夢が2%、「触れる」夢が1%、そして「嗅ぐ」夢は0%だったというデータがあります。睡眠は健康の重要な要素なので、6時間以上は眠りたいものですね。
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