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本の足跡

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2006年10月23日
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カテゴリ:アンソロジー

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“贈る物語 Mystery”

評価:★★★★☆

 

綾辻行人さんが、独自に選んだ古今東西の名作ミステリー集。全9編。

玉石混淆。っていうか、個人的に好きなやつと嫌いなやつがありました。大抵はおもしろかったかな。私はミステリーを含め海外の本って読まない方です。なぜかというと、海外ものはやはり日本とは文化や習慣など、育ったバックグラウンドが全く違っているため、登場人物の行動や言動などになんか違和感があって物語に入り込めないからです。「日本人なら絶対こんな応対しないのに」とか、「なんでここでこうするんだ?」みたいな。

そんな私ですが、エラリー・クイーンの『暗黒の館の冒険』は読後嘆息しました。すごい。さすがって感じです。

あと、連城三紀彦の『過去からの声』。これは以前に『七つの危険な真実』っていう本で読んだことあったけど、何度読んでもすごい。絶対わかんないもん、オチが。

他にもいっぱいありましたょ~素晴らしいミステリーが。短編なのにこの出来。みんなすごすぎです!!

こういうアンソロジーっていうの?いいよね。一冊で色んな作家さんが楽しめる。読書の幅が広がります♪






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最終更新日  2006年10月24日 12時28分14秒
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