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テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:か行 男性
評価:★★★★☆
ユーモアミステリー。連作短編集。全6話。 占い師というキナ臭い仕事をする叔父をもつ主人公。この叔父のところにもちこまれる怪奇現象。彼は『狐が憑いている』など、舌先三寸で相手を言いくるめる。しかし、なぜか彼の口から出任せのはずのご託宣によって、依頼人の抱える問題はすべて解決されてしまう。怪奇現象の裏に潜む真実を見事に言い当てる。そう、彼は安楽椅子探偵なのです!! おもしろ~い(^―^)おじさんのキャラ最高です。飄々としてて脱力系キャラ♪たまんないです。占いに使うグッズだって、『霊水』と言いつつ単なる水道水使ってたりするし(笑)年がら年中まともに仕事もせずに惰眠をむさぼっており、依頼人が来たら来たで、適当な作り話をして、自分が創作した魔物のせいにするのです(笑) 占い師のくせに『霊感なんかな~い』『幽霊なんかいるわけね~』葬式に出た後帰宅しても『塩なんかまかなくていいよ~めんどくさい』なんてことを言ったりして(笑) この叔父と主人公である姪の掛け合いもおもしろいし、依頼人を前にしかつめらしい話をする主人公の鉄面皮ぶりが笑いを誘います♪ これまじでおもしろいよな~シリーズ化されてないのかな?是非続編も読みたいゎ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月21日 21時33分59秒
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