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本の足跡

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2007年04月10日
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テーマ:本日の1冊(3698)
カテゴリ:あ行 男性

殺戮にいたる病

“殺戮にいたる病”

評価:★★★★★

 

ミステリー長編。

蒲生稔。彼は永遠の愛を求めて夜の街を彷徨い歩き、そこで出会った女性を殺害する。そして死に絶えた彼女を何度も陵辱し、さらには死体の一部を持ち帰って愛撫し、自慰にふける・・・。彼女の“一部”が腐敗して使えなくなるとまた新たな運命の女性を求めて街へ出る・・・。猟奇殺人者の心の闇にも言及した、衝撃のホラー。

天才。我孫子武丸さん天才です。

この作品は以前から我孫子作品の中でも最も優れたものであるという評判を聞いてはいたものの、読み始めは「ほぅ~彼には珍しいホラーか~」なんて思ってたりして、「評価は今んとこ★3つくらいかな~」なんて愚かなことを考えてました。

あの頃の自分を、今思い出しても恥ずかしい(笑)これはホラーということもできなくはないが、やはり我孫子武丸。ちゃんとした、しかも、かなり高度で優れたミステリーです!!絶対やられます!!

あまり言うとネタバレになりかねないが、最後の最後のどんでん返しには「やられた~!!」って快哉を叫ぶなんて反応を通り越して、目が点になりました。そしてその後心臓がドキ×2してきて手に汗かいてきて、一人で「嘘。嘘!?」ってな具合で再読開始。

未だ興奮冷めやらぬって感じです。すごすぎます。もうすでに2007年度の私の一押し決定の気配がしてますもんっ(笑)






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最終更新日  2007年04月10日 16時16分27秒
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