|
テーマ:本日の1冊(3698)
カテゴリ:ホームズ全集 <全9>
評価:★★★★★
短編集。全12話。 おもしろいです。もうそれに尽きる。間然するところがないですね(*´ー`) あまりにも有名なのに、ずーっと読まずに来ました。そこには海外作品に対するアレルギーみたいなものがあったからなんだけど、そんなもの見事に払拭されました(笑) カーはおもしろい。コナン・ドイルもおもしろい。ときたら、今度はエラリー・クイーンにルルーにヴァン・ダイン、そしてアガサ・クリスティーは絶対読まないと(*´▽`*) 有名どころは確実に読んでいこうと決意しました♪ 閑話休題。 この本は、『シャーロック・ホームズ全集』(全九巻)の第一巻です。現在までに第六巻まで出てるのかな?残りは順次出版されていくようです。 しかもこれ、『新訳』なので(昔の訳と比較していないので相対評価はできかねますが)とっても違和感なく読めます。文化や思想や時代といったバックグラウンドの違いから、海外物は理解しにくいところがあるんですが、これはそういったところにはきちんと注釈までいれてくれております。ので、とってもわかりやすくてよいです(*´▽`*) すーいすーいと読めてしまう★この作品、100年以上前に書かれたとは到底思えませんね~。今の時代に読んでも全く古くさくないどころか、おもしろすぎます!!すっごいな~。うん。すごい(笑)(ヴォキャブラリーが貧困なのでこんなコメントしかできませんが。) それと、装丁がとっても可愛いです。触感もいいし、飾っておくだけでもいいかも(笑)インテリアとしても最高です(’-’*) 重箱の隅をつつくようで申し訳なのですが、一つちょっぴり時代を感じた箇所がありました。そこは、ホームズが大きな帽子をみて推理するところです。ホームズは帽子が大きいことから、持ち主は頭が大きいと推理し、さらにはそこから大きな頭には大きな脳味噌が詰まっており、頭がいい人であるとしたのです。今だったらかなり杜撰で論理的じゃない推理だろうな~と、皮肉屋の私は思ってしまいましたが(笑)そこもまたご愛敬♪ この本読んで思ったのですが、漫画『名探偵コナン』はかなりホームズの影響を受けてますね♪作者も自らホームズ好きを公言されてる通り。 ホームズシリーズ読んでから再び『名探偵コナン』読むと、また違った見方が出来ておもしろいと思います。同じ本でも、また時をおいて読むと全く異なる理解ができたりして、そういうとき、やはり読書は自分の世界を広げてくれているんだな~と実感しますね♪ === 122冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月06日 16時16分20秒
[ホームズ全集 <全9>] カテゴリの最新記事
|