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テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:あ行 男性
評価:★★★★☆
ミステリー長編。 --- 梗概 ------------- 取材のために福島県にあるペンションを訪れていた有栖。ペンションのお隣にある『スウェーデン館』と呼ばれる家の住人と偶々知り合い、館をみせてもらうことに。館には美しいスウェーデン人女性と、その夫である館の主人。そして彼らの親族、数人の客人がいた。館の主人と意気投合した有栖はペンションで語り合う。翌日、スウェーデン館で客人の女性が死んでいるという知らせが来て・・・!?火村ぬきの有栖。果たして事件は解決できるのか・・・!? --------------------- 作家有栖&火村シリーズです。 いや~火村の登場が遅いです(笑)初めて出てきたのは、物語の中盤。しかも電話越しの声のみの登場。本格的に登場したのは物語が六割ほど過ぎたあたりでした。火村好きとしてはなんとも寂しいというか、もどかしかった(笑) しかーしっ!!相変わらずおもしろいです。 一見すると不可能犯罪。その謎のピースが一つ一つ嵌められて、ラストでぴったり全てが収まったとき・・・ 「カ・イ・カ・ン・・・♪」 と思わず薬師丸ひろ子ばりの嘆息が漏れてしまいます(笑) 読み終えてよく考えると、そこかしこに布石が打たれてました。それをあぁーやってこうやってしてよく頭をひねると・・・事件の絵解きができるんですねーー。まっこれは読んでるときに布石に気付くことができたらの話で、私の場合は所詮下衆の後知恵ですけど(笑) ほぅ・・・(*´ー`) 謎解きもさることながら、お話も何だかちょっぴりビターで切なくって・・・よかったです。 有栖川作品はミステリーとしてももちろん一級品なんだけど、ストーリーものとしても特上品ですよね。 ややもすれば謎解きばかりに重きがおかれて疎かにされがちな人間模様もしっかり描かれてます。 ミステリー+人情の機微。一度に二度おいしい?(笑)そこが有栖川作品の私を惹き付ける最大の魅力なのです(*´▽`*) ほんっと、好きです♪ === 183冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
---雑記--------------------------------------- 一生懸命記事を書いて、さぁー更新だ!!と思った途端、記事が全部消えてしまうという悲惨な目に合いました・・・(;o;_;)o思わずパソコンに向かって、「まじかよっ!?」ってな具合に突っ込んでしまうくらい驚きました(笑) ご存じかどうかわかりませんが、私の記事の『梗概』部分は、特記がない限り私が考えて書いてたりします。だから、一度記事が消えてしまうと、また『梗概』を考えて書き直さねばならんのです・・・これが結構めんどい(笑) ・・・なんか、雑記じゃなくて愚痴だったなーーと思いつつ、筆を置きます(笑)では。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月15日 14時47分17秒
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