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テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:あ行 男性
評価:★★★★☆
ミステリー長編。 --- 梗概 ------------- 「夕焼けが怖い・・・」 そうポツリと漏らしたのは火村のゼミの学生。彼女が二年前に巻き込まれた未解決殺人事件の調査を依頼された火村。その調査を開始し、火村が有栖の家に泊まった翌早朝、奇怪な声で有栖の家に電話。その指示に従って近所のマンションの一室を訪れると、そこには男の絞殺体が。調べが進む中で、被害者は二年前の事件、そして火村に依頼をした女生徒が夕焼けが怖くなるきっかけとなった放火殺人事件の両方に関わっていたことが判明した。そして、さらに事件の調査を進めると、驚くべき真実に突き当たることに・・・!! ---------------------- 作家有栖&火村シリーズ。 久々の長編です♪短編も好きだけど、長編もいいですねーー(*´ー`) 今回の事件は“夕焼け”がキーワードかな。いくつかの未解決事件は、複雑に絡み合ってはいるものの、実は繋がってるんです。 今までにはなかった感じです。犯人は火村に挑戦をしかけてくる。犯人に翻弄される火村を見られることなんてめったにないっ( ̄ー ̄) あと、火村を長年悩ませている悪夢の内容が明らかになりますっ!!ちょっとずつではありますが、火村の秘密がわかり始めてきましたねーー。火村の過去ってなんなんだろう?いつか述べられる日がくるのかな?気になります(*´ー`) 今回も例に漏れずトリックもストーリーも全ておもしろかったです。ただっ!!犯人の動機が・・・私にはいまいちスッキリしない。理解できない。そんなことで人を殺すだろうか?ちょっと違和感が残ります。 でも、作中で、この動機は常人には理解しがたいかも知れない、みたいなコメントがでてきたので、それはそれでありなのかもと納得してみたり。 ケチをつけたものの、実のところ作家有栖&火村ってだけで、もう満足なんです、私(笑) === 197冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月29日 19時01分14秒
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