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テーマ:本日の1冊(3698)
カテゴリ:シェイクスピア全集 <全X>
評価:★★★★★
シェイクスピア全集。第1巻。 --- 梗概 ------------- ハムレットの父であるデンマーク王が亡くなった。その後を継いだのは、父の実弟であるクローディアス。さらに彼は、先王の妻であり、ハムレットの実母であるガートルードと結婚する。そんなある日、城に流れる亡霊騒ぎ。その亡霊に会いに向かったハムレット。そこにいたのは、亡き父の霊だった!!ハムレットは、父はクローディアスに殺されたという話を父の亡霊から聞かされる。復讐に燃えるハムレット。そこに待ち受ける悲劇とは・・・。 ---------------------- To be, or not to be; that is the question. (生きてとどまるか、消えてなくなるか、それが問題だ。) Frailty, thy name is woman. (もろきもの、お前の名は女。) 色んな訳がありますが、上記の言葉はハムレットを読んだことがなくても知っていると思います。あまりにも有名なフレーズですね。 シェイクスピア、いいですね。どれもこれも含蓄のある言葉ばかり。人生訓としても読めちゃいます(笑) ハムレット。復讐を決意するもののなかなか実行に移せずぐずぐずしている間に迎えてしまう悲劇の結末。 あぁ~スパッと復讐をやり遂げればこんなことにはならなかったのにーー!!と思わないでもない・・・(´~`ヾ) 余談ですが、大抵の国語辞典には、『ドンキホーテ型』の反意語みたいな形で『ハムレット型』って言葉が載ってます。 ドンキホーテ型は、こうと決めたら後先顧みず突っ走る猪突猛進タイプ。ハムレット型は、物事を決意した後も、あぁでもないこうでもないと悩んでなかなか行動に移せないタイプ。ロシアの小説家ツルゲーネフが規定したんだそうで。 『ハムレット型』なんて言葉が作られるって、ハムレットという作品がいかに有名かということを如実に表してますよねーー。それと同時に、ハムレットというのはいかに優柔不断かということもわかります(笑) シェイクスピアおもしろいねーー。今のところ購入済みの全集は『オセロー』と『ハムレット』のみですので、しばらくシェイクスピア全集はおあずけです。 いい加減、本の買い控えをしないと、未読本の山が一向に低くならないどころか高くなる一方ですので(;^ω^A 頑張って山を低くして、シェイクスピア全集を読破できるよう努力いたします(笑) === 200冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月30日 17時38分46秒
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