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テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:あ行 男性
評価:★★★★★
ミステリー短編集。全4話。 火村&作家有栖シリーズ。 いや~四作品全て秀逸で甲乙付けがたかったです!!今回は有栖の青春時代の回想描写があったりと、またまた惹き付けられるストーリーでしたね~♪ 謎解きもすんばらしくって、最高です。トリックは、快刀乱麻を断つごとく・・・わかればいいんでしょうが、皆目わからず(笑) それだけに、火村によって解答が示されたとき、思わず嘆息しますね~。よく毎度毎度こんな素晴らしいトリックが思いつくもんだと感嘆します┐(~ー~;)┌ 四話の中で一番好きなのは、『女彫刻家の首』です。あらすじは・・・ 著名な若手女性彫刻家が、アトリエで殺害されているのが発見される。驚くべきことに、彼女の首は切断され犯人によって持ち去られ、そのかわりに、首があったであろう場所には、彼女が作成途中の彫像の首が置かれていた!!犯人はなぜ首を切断し持ち去ったのか?この残忍な犯行を行ったのは誰なのか!? 謎解きもおもしろいし、ラストは衝撃です。そして、最後の最後に有栖が言った言葉に対する火村のセリフにもぐっときます。 他の三話も全て最高でした~♪国名シリーズの短編集の中ではこれが一番好きかも★ ホゥ♪(*´ー`) 現在(2007.11.10)文庫になっている国名シリーズはここまでです。ついに制覇しましたーー国名シリーズ♪嬉しいような、読む楽しみがなくなって寂しいような、複雑な心境です(^~^;)ゞ でも、まだ有栖川作品が数冊残ってますので、それを大事に大事に読んでいきます(#^.^#) === 207冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月10日 07時17分49秒
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