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テーマ:本日の1冊(3696)
カテゴリ:ホームズ全集 <全9>
評価:★★★★★
短編集。全12話。 三ヶ月に一冊のペースで発刊されるので、次の一冊が出るのを鶴首して待つ日々♪そして、この本も例に漏れず、発売と同時に購入!!・・・したはずが、読むのが今って・・・どうよ?(笑) それはさておき、これもおもしろかったです。個人的には長編よりも短編が好きなので、より一層楽しめましたね~♪ 『三人のガリデブ』というお話では、普段は冷静沈着で、ともすれば冷血漢にみえてしまうホームズの温かい一面が垣間見られました♪毎回色んな側面をみせてくれるホームズはやはりやめられない(*^m^*) そして、『白面の兵士』、『ライオンのたてがみ』。今までずーっとワトスン視点で書かれていたのですが、この二話はホームズ視点です!!それがまた新鮮でいいっ!! これを含め五冊あった短編集の中で、これが一番好きです♪(ホントは全部おもしろくって甲乙つけがたいんですけどね(^~^;)ゞ) 謎解きなんかは「え?それはないっしょ」と思わず突っ込みたくなるようなものもありますが、ホームズとワトスンのキャラや会話など、謎以外の要素が素晴らしいのでそれだけでもう満点です(*^m^*) 余談ですが、ホームズを読んでいると、なぜか火村&有栖の二人を思い出します。ワトスンはいつも突飛な推理を思いつき、それをホームズにことごとく論破されてしまうんです。これって火村と有栖でもまったく同じ構図ですよね?(笑) それを表すセンテンスがありましたのでご紹介。P102より。 わたしの考え方の鈍さがホームズをいらだたせ、そのいらだちに勢いを借りてホームズの炎のような直感や思考がいっそう生き生きと燃え上がるのだ。二人のくされ縁におけるわたしのささやかな役回りはざっとそんなものだった。 二人の関係をワトスンが述懐しているのがこの文章。 ね?まるっきし火村&有栖でしょ?・・・だから何って話ですけどね(笑)ふとそう思ったので、思いつくまま書き殴ってみました(#^.^#) 共感して頂ける方、ご一報を(笑) なんだかんだで、ホームズ全集も残すところ『恐怖の谷』一冊となりました。来年一月の発売が今から楽しみです(*´ー`) === 211冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月14日 06時12分45秒
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