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テーマ:本日の1冊(3698)
カテゴリ:あ行 男性
評価:★★★☆☆
長編。 --- 梗概 ------------- シナリオライターを目指しつつ、世界中を放浪している恭司。彼はここ数ヶ月はオランダアムステルダムを気に入り、しばらく滞在することにしていた。長くなる滞在期間の中で日本人や地元の知り合いもできそこそこ楽しく過ごしている。そんな時、仲良くしていた日本人男性の一人がバラバラ遺体となって発見される。彼はなぜ殺されたのか?そしてなぜバラバラにされ運河に遺体をばら撒かれたのか?奇怪な殺人事件に期せずして巻き込まれた恭司は・・・!? ---------------------- ほほぅ~。タイトル通り。まさに“幻想”的なお話。今までの有栖川作品とはテイストがことなり、ミステリーとは言いがたい感じです。 これはこれでおもしろい。ただ、ミステリーだと思って読んでいただけに、ホワイダニットが最後まではっきりしなかったあたりがちょっと不満かな? でも、ストーリー自体は異国の雰囲気が滲み出ていて、読んでても楽しかったです。オランダ雑学もたくさん知れましたし(*^m^*) 有栖川作品、これまでたくさん読んできましたが、手元にあるのはアンソロジーを除けば『暗い宿』一作を残すのみ。ん~寂しいーーー(;o;_;)o === 216冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月06日 06時33分50秒
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